「まじ迷惑」私が傷つけた友人→罪の重さを認識し、謝罪を試みるも拒絶され…私は? #妊娠した友達と縁を切った話【まゆみ編】35
「妊娠した友達と縁を切った話【まゆみ編】」第35話。まゆみさん、ゆきさん、りかさんの3人は高校時代からの友人。同窓会で数年ぶりに再会します。見違えるほどきれいになったゆきさんに嫉妬したまゆみさんは、何かと張り合うようになりました。
ゆきさんからの結婚・妊娠報告を受け、まゆみさんは負けじと恋人のたかひろと結婚・妊娠。子どもが欲しくないたかひろに「産むなら離婚」と激怒され、まゆみさんは「中絶する」と嘘をついて離婚後の生活費を稼いでいました。しかし、彼の浮気を知って証拠集めをしていた日、中絶していないことまでバレて家から追い出されます。そしてゆきさんには、たかひろの浮気相手だと思い込んで怒鳴り散らしたことで絶縁されてしまいました。
そんな矢先、妹・あゆみさんと遭遇します。わだかまりのあった母親とも和解し、しばらく一緒に暮らせることに。「おなかの子のために強くなる」と決意したまゆみさんは、なんとかたかひろに離婚届へサインしてもらい……。
同じ状況に置かれて気づいた罪の重さ
妊娠中ってこんなに大変なんだ……。
おなかが大きくなるにつれてますますそう実感した私は、ゆきやりかにひどいことをしたと改めて自覚したんです。













「2人に謝らないと……!」
そう思ったまゆみさんはりかさんのもとへ。
りかさんはまゆみさんの顔を見た途端、怒りをあらわにします。
「もうまゆみと関わる気ないから」
そう言い放つりかさんに必死で頼み込み、まゆみさんはなんとか話を聞いてもらえることになったのでした。
まゆみさんは自分も妊娠したことで、妊婦を不安にさせるような話題をわざと振ったり、つわりの苦しさを軽視する発言をしたことが、どれだけひどいものだったか、ようやく罪の重さを理解しました。
そして、できることをするべきと自覚し、後悔しないためにも誠心誠意りかさんに訴えかけるまゆみさん。縁を切ると決めた相手の声に耳を傾けてくれるりかさんのやさしさに感謝を忘れず、まずは相手を思いやる気持ちと誠意を示した上で謝罪できるといいかもしれませんね。
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