義母のおせち料理
義両親は子どもたちに会うのをとても楽しみにしており、私たちも久しぶりの帰省に心躍らせていました。元旦の朝、義母が用意した立派なおせち料理が並びました。
ところが、5歳の長男は見慣れない食材に怖気づき、「食べたくない」と言い出しました。すると義母が、「せっかく作ったんだから少しは食べなさい!」と厳しく言い、無理に口に入れさせようとしました。
私は子どもが苦手なものを無理に食べさせるのはよくないと考えているため、焦りつつも「無理しなくていいよ」と子どもをフォローしましたが、義母の表情は明らかに不満げでした。その後、空気が悪くなってしまい、夫が義母に「まだ小さいんだから、無理に食べさせなくていいよ」と言ってくれたことで、なんとか場が収まりました。
けれども義母はその後も「今どきの子は好き嫌いが多い」と小言を漏らしていたため、私は終始肩身が狭い思いをしました。
せっかく用意してくださった立派なおせちに対しての息子の反応は心苦しいものの、無理に口に入れたりする行動は少々ショックなものではありました。この出来事を通じて義両親との価値観の違いを改めて感じた私たち夫婦。以来、帰省前には子どもが食べられるものを持参するようにしています。そして、ほかにも義母や義父と考え方が異なると思われることについては、事前に夫と話し合い、夫から伝えてもらうようにするなどして、トラブルを防ぐ工夫をするようになりました。
著者:佐藤美和/30代女性/5歳の息子と2歳の娘の母。現在は地元のカフェにパート勤務中。趣味は子どもたちと一緒に絵本を読むこと。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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