記事サムネイル画像

「かわいいわね~」ベビーカーで散歩中、見知らぬ女性がかけてきたやさしい言葉。その後、背筋が凍る衝撃の展開に!

ワンオペ育児のある日、双子をベビーカーに乗せて散歩していると、見知らぬ60代女性に声をかけられました。最初は世間話を楽しんでいたのですが、やがて予想もしない展開へと進んでいったのです──。

 

子連れ散歩で話しかけられる私

双子をベビーカーに乗せて押していると、老若男女問わず、さまざまな人が声を掛けてくれます。「こんなにも声をかけられるものなんだ」と驚くほどです。平日はワンオペ育児で夫以外の人と会話をすることがないため、誰かが話かけてくれるとうれしく感じていました。

 

とある女性が声をかけてきて…

ある日のこと、公園からの帰り道、ベビーカーを押している私に60代くらいの女性が声をかけてきたのです。「かわいいわね~。よく見たら、双子ちゃんなのね。しかも男女で、ママは大変だけどいいわね」と、よく聞く言葉でした。そこで私は「そうなんです、一気に2人生れてお得です!」と少し冗談を交えて返答をしました。

 

 

背筋の凍る展開に!

当たり障りない会話がしばらく続いたあと、突然その女性が「ママ、少しやつれてない?」と言ってきました。そして、手書きの詳細が書かれたセミナーのチラシを手渡されました。

 

セミナーの内容は、「素敵なママが育つ、環境と神の力」と書かれていました。そして女性は「ここで神の力を感じるとママが生き生きして帰っていくのよ」と熱心に勧めてきたのです。さらに、2リットルで1本5,000円の水を購入してみないかという話まで……。「これは、まずい」と直感し、私は適当に「考えておきます!」とだけ答え、その場を急いで離れました。

 

 

帰宅後、玄関の鏡で自分の姿を見ると、髪の毛はボサボサ、すっぴんに眼鏡、そしてパジャマのような服。こんな姿で双子を連れてベビーカー押していたら、誰が見ても「育児疲れしているママに見えるよね……」と納得しました。けれど、それにつけ込んで甘い言葉で近づいてくる人もいると知り、背筋が寒くなったのも事実です。この出来事をきっかけに今後は勧誘対策も含め、外出前には最低限の身なりを整えることを心がけるようになりました。

 

著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。

イラスト:たかだきなこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む