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古風レトロでジェンダーレスな名前が人気★「き止めネーム」ランキング!今女の子に人気の名前は…

「き止めネーム」とは、名前の最後に「き」や「ぎ」の音がつく名前のこと。近年は、性別を問わない「ジェンダーレスネーム」として男女どちらにも多く名付けられるようになりました。「き止めネーム」は知的で洗練された印象があります。特に、上品な美しさを持つ古風な名前がトレンドになっています。

今回は、12月に生まれた女の子4,078名に人気の「き止めジェンダーレスネーム」をランキング形式で紹介します。

 

1位 つむぎ

1位は「つむぎ」でした。2023年に2位、2024年には3位と非常に高い人気を誇り、12月の月間よみランキングで2位にランクインしました。

 

名付け例には「紬」「紬希」「紬生」があります。「紬」は手紡ぎの絹織物を意味し、手仕事の美しさや丁寧な生活を象徴しています。男女どちらにもに人気の高い「ジェンダーレスネーム」で、男の子のよみランキングでは59位でした。

 

2位 ゆづき

2位の「ゆづき」は2023年に33位、2024年には28位と注目を集め、12月のランキングでは17位に位置しています。

 

名付けには「結月」「柚月」「優月」などが人気。「結」は人と人との結びつきを、「月」は穏やかな光を表します。また、「柚月」に見られる「柚」は柚子を連想させ、冬至に柚子湯に入る日本の伝統的な風習を思い起こさせます。この風習は身体と心を温め、年の瀬に新たな年への準備としても用いられます。古風で和風な雰囲気のある名前「レトロネーム」でもあります。

 

3位 ゆずき

3位の「ゆずき」は2023年に63位、2024年に74位となっており、12月のランキングで38位にランクインしました。

 

名付け例には「柚希」「柚季」「柚葵」が含まれ、2位の「ゆづき」同様、「柚」を使った名前が人気。「柚」は例年冬の訪れとともに人気が高まる名前です。

 

4位 なぎ

「なぎ」は4位にランクインし、2023年53位から2024年は36位へと人気が上昇。12月のランキングでは40位に位置し、「凪」「凪葵」といった名前で名付けられました。

 

「凪」は風がやんで波が穏やかになった状態を表す漢字です。12月の冬の静かな海を思い起こさせるような名前です。男の子のよみランキングでも27位にランクインしている、人気の「ジェンダーレスネーム」です。

 

5位 みつき

5位の「みつき」は2023年に42位、2024年に53位となっており、12月のランキングで60位にランクインしました。

 

名付け例には「美月」「充希」「光希」があり、「美」は美しさを、「充」は満たされることを、「光」は明るい光を意味します。まるで新年に向けての希望と新しいスタートを象徴しているような希望が満ち溢れる名前です。同じよみでは女優の高畑充希さんが活躍されています。

 

6位 ゆき

6位の「ゆき」は、12月のランキングでは78位に位置しています。実際の名付けには「結葵」などの漢字が用いられ、「結」という文字は人々との結びつきや団結を意味し、家族や友人との強い繋がりや一体感を表すのに適しています。

また、「葵」は高貴な象徴として古くから用いられ、その優雅で品のある姿から子どもの将来に対する高い期待を表現しているようです。

 

冬の象徴である「雪(ゆき)」とも響きが重なり、冬生まれのお子さんにぴったりの名です。

 

7位 つき

7位にランクインした「つき」は、12月のランキングで83位にランクインしました。名付けには「月希」や「月」が用いられ、「月」が神秘的な美しさと静寂を表します。これは夜空を照らす月のように、人々の心に静かな光を与える存在になることを願っているようです。

 

また、「希」は希望や望みを象徴し、希望を持って前向きに生きる姿を連想させます。

 

8位 むぎ ※同率

8位の「むぎ」の名付けには「麦」「向葵」があります。「麦」は豊かな収穫を象徴し、「向」は向かう意志を表します。「葵」は向日葵のように太陽に向かって成長する姿から、前向きな成長を願う意味が込められています。

 

子どもが生涯を通じて太陽のような明るさと強さを持ち続けることを願う親御さんの気持ちを感じるようです。

 

8位 はづき ※同率

同率で8位の「はづき」は、「葉月」「遥月」などの漢字が用いられていました。「葉」は自然の生命力を象徴し、新緑を通じて新しい始まりや新鮮なエネルギーを意味します。また、「遥」は遠くへの憧れや広がりを意味し、限りない可能性を子どもに託す親の願いを反映しています。

 

そして、「月」はその美しさと静寂で知られ、夜空を照らす月の光は澄み切った冬の夜にぴったり。静かな美しさをもたらすようです。

 

8位 さき ※同率

同じく8位の「さき」は、2023年の69位から2024年には93位と少し下がりましたが、依然として人気のよみです。

 

名付けには「咲希」「咲季」があります。「咲」は花が咲くことから、明るい未来や活発な成長を意味します。

 

◆「き止めネーム」は、性別を超えて愛される名前として、一年を通して人気があります。特に12月には、新年への希望と期待を込めた新しい始まりを感じさせるような名前がランクインしました。

また、「つむぎ」「ゆづき」「ゆずき」「はづき」など、古風で日本的なレトロネームも多くランクインしていました。

これから女の子の名付けを考えている方は、ぜひ今回ご紹介した名前を参考に素敵な名前を見つけてみてくださいね。

photo:@chanmo0707さん(べビカレメイト)


<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年12月1日(日)〜2024年12月25日(水)
回答件数:女の子:4,078件

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