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「目が開かない!」朝起きたらパンパンに腫れたまぶたと目やに。子どもの病気から思いがけない症状が出現

朝起きるとまぶたが真っ赤に腫れていて、ひどいかゆみを感じました。結膜炎と思っていたところ、まさかの原因が発覚し、とても驚いた体験を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師田辺直樹先生

田辺眼科クリニック院長。日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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子どもに風邪をうつされる

現在小学生の子どもは、学校からいろいろな種類の風邪をもらってきます。なるべくうつされないように、手洗いやうがいを徹底して、こまめに部屋の空気を入れ替える、サプリや発酵食品をとって免疫力を高めるなど、それなりに対策はおこなっていますが、同じ家で暮らしているとどうしても風邪をもらってしまうことが多いのが現実。私の場合、子どもに風邪をうつされると症状がひどくなることが多いので、風邪の症状を感じたらすぐにかかりつけの耳鼻科や内科にかかるようにしています。

 

あるとき、子どもが風邪をひき、学校を3日ほど欠席。高熱が続いたため、病院でインフルエンザや新型コロナウイルスの検査をしたものの結果は陰性。赤い発疹のような手足口病などに特有の症状が出るかもと心配したのですが、特にそのような様子もありません。少し下痢状態が続いていましたが、風邪によるもので特に問題はないということで、平熱になったら病院からは学校への登校許可が出ました。

 

この間、私自身も喉の痛みを少し感じたため、早めに耳鼻科を受診。幸い喉の赤みは軽く、抗生剤を処方されて様子を見てくださいとのことでした。発熱や体のだるさなども感じなかったため、症状がひどくなる前に治まりそうと、ホッとしたのでした。

 

朝起きるとまぶたがパンパンに

目を擦る女性

 

風邪の初期症状はあったものの、発熱などはなくひどくならずに済みそうでした。しかし、翌朝起きると右目のまぶたが真っ赤になってパンパンに腫れているのです! あまりの腫れようとまぶたのかゆみに、虫にでも刺されたのかと思いましたが、なんと、まつげに目やにがびっしりとついて目が開かない状態に……。症状からして、おそらく結膜炎だろうと予想しました。

 

子どもは熱が治まり、学校にようやく登校できます。子どもが欠席している間、自分自身も仕事を休んでいたため、そのほかは私自身も体調は悪くないし、さすがに今日は仕事を休むことはできない。でもこんな顔ではとても会社に行ける状態ではない……。勤務する会社は在宅では対応できない業務のため、仕方なく家にあった大きめのフレームの眼鏡をかけて目の腫れをごまかして出勤することに。会社では、目を真っ赤に腫らした姿に周りの同僚も驚いていましたが、何よりパソコンの画面が見にくいことがとても大変でした。

 

 

結膜炎の原因はなんと!

マスクをした体調不良の女性

 

会社から帰宅し、すぐに眼科へ行きました。目の腫れはやはり結膜炎でした。そして先生から「お子さんのアデノウイルスが原因ですね」と言われました。

 

インフルエンザや新型コロナウイルスの検査は陰性でしたが、どうやら子どもはアデノウイルスに感染していたようです。アデノウイルスとはウイルス性の感染症で、咽頭結膜熱(プール熱)とも呼ばれています。喉の痛みのほかに嘔吐や下痢症状が表れるとのこと。そして、これに感染した状態で目を触ったりすると結膜炎になるそうで、私の症状は子どものアデノウイルスから来ていたということのようです。

 

ただ、通常の結膜炎と同様に点眼薬治療で治まるとのことでした。今回の私の場合は特に発熱などがないため、通常通りの生活をしても問題ないと言われ、抗菌点眼薬を処方され、1週間ほどで実際に症状は治まりました。

 

まとめ

私は子どもから風邪をうつされると症状がひどくなることがしばしばありましたが、今回は結膜炎という症状まで出てびっくりしてしまいました。子どもがいるとさまざまな風邪をもらってくることは覚悟していますが、症状がひどくならないよう、できるだけの対策を今後も取っていきたいと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:江口 りん子/40代女性・1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。

イラスト/マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

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