夫の祖父の葬儀中、義父の無神経発言にイラッ!?
私と夫は30代で結婚。結婚式後の食事会で義父に「早く赤ちゃんを抱っこしたい」と言われ、すぐには無理だけどいずれは、と思っていました。
しかし数年後、いざ妊活を始めるとなかなか子どもを授かることができず、病院を受診したところ夫の男性不妊が判明しました。それから人工授精を5回行いましたが、うまくいかず……。
6回目の人工授精を終えたころ、夫の祖母が亡くなり、お通夜に参加することに。その会場で久々に義父にあったのですが、お通夜中にもかかわらず義父は私に「子どもはいつごろ産む予定なんだ? いい加減早く孫に会わせてよ」「もし子どもを産んでくれたら、仕事で忙しいだろうから小学生になるまでこっちで育てるよ」と言ったのです。
義父にとっては自分の母のお通夜であるのに、その最中に孫がほしいという話をしつこくしてくることに怒りを覚えました。
義実家から帰宅したあと、無事に妊娠していることが判明しましたが、義父には不妊治療や妊娠のことはまだ伝えていません。 時と場所をわきまえず、相手の気持ちも考えず、「孫がほしい」と自分の希望をしつこく言い続ける義父に嫌気がさした私。
子どもを授かることは簡単ではないということを理解してもらいたいため、出産直前になったらしっかり思っていることを伝えようと思います。
著者:荒川 梅子/夫が男性不妊で不妊治療を経て妊娠。現在はフリーランスで働く。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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常識外れな義父の言動に、困惑とともに怒りを覚えたことでしょう。妊娠や出産はデリケートな話。ましてや、故人を偲ぶお葬式という場での発言は配慮してほしいですね。
小さな子どもがいるご家庭は要注意!葬儀中での子どもの行動がヒヤリとしたトラブルに発展することも……。
「まさかこんなことが!?」通夜の控え室で息子が……!?
義祖母が亡くなり、通夜と葬儀があったときのこと。お通夜の前に時間があったため、やっと歩けるようになったばかりの1歳の息子と一緒に控え室で待つことに。 1歳の息子は控え室にあるロールタイプのカーテンを見つけると、そのカーテンの紐が気に入ったようで引っ張ったり、触ったりして遊んでいました。
しかし、いつの間にか頭に引っ掛かかってしまったようで、取って欲しかったのか、そのままこちらへ向かって来たのです……!
危うくそのまま首に引っ掛かってしまって首吊り状態になりそうに! 走ってくる姿を見た瞬間、私はパニックになりながら、急いで子どもに駆け寄りました。 危機一髪!紐を外すことができたので大事には至りませんでした。
見守っていたつもりなのに、瞬時に事故は起きるものなのだと痛感。また、小さな子どもにとっては、どんなものも危険に変わってしまう事があることを思い知らされました。今後は見守るだけでなく、子どもが遊んでいるものは安全かどうか、危険なものが周りにないかどうかあらかじめしっかりチェックして、必要に応じて対策をしようと思います。
監修:助産師 松田玲子
著者:山田はな/1歳児を育てるお母ちゃん。常に気持ちと体力に余裕がない。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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大事に至らなくて本当によかったです。子どもの周りにはどんな危険が潜んでいるか、想像したり予期したりする力が必要なのだと感じさせられる出来事ですね。小さな子どもの身の回りでは何が起こるかわからないので、しっかり安全確認と対策をしておこう!と改めて感じるエピソードでした。
最後のお話は、なんとも不思議な体験をしたというエピソード。同じような体験をしたことがある方ももしかしたらいるのでは!?
祖母の葬儀を欠席したが……2歳の息子が発した言葉に驚愕!
私には現在、4歳と2歳の息子がいます。不妊治療を経て長男を出産。そのこともあり、祖父は長男の誕生をとても喜んでくれました。
しかし、その2カ月後に祖父は他界。 そして祖父が亡くなり1週間が過ぎたころ、夫の実家で不思議なことが起こりました。私と夫が長男のおむつ替えをしていると、長男が私の後ろを見てうれしそうに笑い始めたのです。
最初は、私を見て笑っているのかなと思いましたが、目線は私に合っていません。まるで誰かにあやしてもらっているかのような笑い方を見て私はハッとし、もしかして祖父がいるのでは?と思ったのでした。
そして、約2年後に次男が生まれ、2歳になったころ、祖母は末期がんであることがわかり自宅療養していました。次男を連れて毎日のように会いに行くと、祖母はいつもうれしそうに「また来てくれたの」とほほ笑んでくれました。
それから少しして、祖母は闘病の末に亡くなりました。祖母が亡くなった日やお通夜、お葬式の日、私たち家族は運悪くインフルエンザで会いに行けませんでした。
残念だけど仕方ないと思いながら、夜に子どもたちを寝かしつけていたときのこと。次男が突然、天井に向かって「ばあば、じいじ、ばいばい」と、ニコニコしながら手を振り始めたのです。次男は祖母のことを普段から「ばあば」と呼んでおり、会ったことのない祖父のことも仏壇の写真を見て「じいじ」と呼んでいたので、私と夫は本当にびっくりしました。
この出来事をきっかけに、祖父と祖母は亡くなってもそばにいてくれていると感じられるようになり、私の心の支えになっています。祖父と祖母が見守ってくれていることに気付かせてくれた子どもたちに、感謝の気持ちでいっぱいです。
著者:山田花子/2019年と2021年生まれの男の子のママ。妊活・不妊治療・育児の経験を生かし、ライターとして活動中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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不思議な体験でしたが、きっと息子さんたちにはおじいちゃんやおばあちゃんの姿が見えていたんですね。家族みんなのことを天国から見守ってくれていると思うと嬉しい気持ちになりますね。
今回は、お葬式にまつわるエピソードをご紹介しました。
親族とのトラブルや、行き慣れない場所に興奮してしまう子どものまさかの行動など、葬儀の場は意外にもトラブルや予期せぬ事態が起きやすいのかもしれませんね。
大切なのは故人の最後に寄り添うこと。お葬式でのマナーを守りながら、しっかりとお見送りができるとよいですね。