ようやく見つけた天職の手応え
大学を卒業してからというもの、なかなか自分に合う職場が見つからず、いくつかの会社を渡り歩きました。ところが30代になって見つけた今の会社は、まるで天職のようにやりがいを感じられたのです。同時期に入社したのは自分よりひと回り以上若い人ばかりでしたが、これまでの経験も生かしながら、新しい環境にすぐ慣れることができました。
初めての忘年会で炸裂した選曲
そんな中で迎えた初めての忘年会。上司から「カラオケを披露してほしい」と言われ、勢いで「かもめが翔んだ日」を選んだのです。最初の出番だったこともあり、張り切って盛り上げに回ろうとしたのですが、反応がよかったのは上司世代の方々だけ。その場にいた若手社員は、少し戸惑った表情を浮かべていました。
「宴会部長」と呼ばれるようになった理由
それ以来、いまだに「宴会部長」とあだ名されるほど宴会の盛り上げ担当として知られています。もっと若い世代が入りやすい雰囲気に配慮すればよかったと、今でも時々反省します。でも、当時はとにかく職場になじもうと必死でした。その後、上司の年代の方々まで続けて歌い、本格的に盛り上がりました。今振り返ってみると、張り切り過ぎるところもあったけれど、それがかえって自分の存在を職場に印象づけるきっかけにもなったのかもしれません。
このような新しいスタートを切り、気が付けば今は多くの仲間に囲まれ、毎日充実した仕事ができています。若いころに試行錯誤を重ねてきた分、自分に合う仕事の大切さを改めて実感した出来事でした。やりすぎには要反省ですが、思いきって飛び込んだことで得た学びは、今でも私の原動力になっています。
まとめ
振り返れば、初めての忘年会での「かもめが翔んだ日」の選曲が、私を「宴会部長」へと押し上げるきっかけになりました。勢い余って張り切り過ぎたことを反省しつつも、それによって今の仕事への手応えや周囲との関係づくりが進んだのは、まぎれもない事実だと感じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:中山秀美/40代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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