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「体が動かない…!」めまいで倒れた私。過信が招いた庭仕事の落とし穴…あの日の教訓とは【体験談】

私は若いころから植物を育てるのが好きで、庭の手入れや鉢植えの管理には長年の経験があります。花が咲く季節には、近所の方から「さすがだね」と声をかけてもらい、私自身もうれしく、誇らしい気持ちで庭を整えていました。

手入れに夢中になるあまり……

そんな私ですが、数年前に少し痛い経験をしたことがあります。ある春、長年の知識と技術を頼りに、いつもよりこだわった手入れをしていたのです。草花の間引き(苗や若芽を適度に抜いて、残った植物の成長を促す技術)や肥料をまくタイミングに関しても「完璧だ」と思っていました。夢中になるあまり、つい自分のペースで作業を進めてしまっていたのです。

 

しかし、若いころと同じように体力が続かなくなっていることを、すっかり意識から外していました。日差しの強い午後、立ち作業をしている最中に急にめまいを感じてふらつき、思うように体が動かず、そのまま倒れてしまったのです。

 

年齢を感じてショックを受ける

幸い、近所の方がすぐに助けてくれましたが、その日は大きなショックを受けました。以前と同じつもりで無理をしていた自分に気づき、年齢による変化に改めて向き合わされました。

 

この体験を通じて、ただ技術や知識があるだけでは物事がうまくいくわけではないと実感しました。年齢を重ねると、思いもしなかった面で変化が起こりますが、だからこそ自分のペースを大切にしながら楽しむことが大事なのだと気づかされたのです。

 

 

自分の年齢や体力に合わせた方法を

無理をすれば健康を損ねる危険もある……そのことを身をもって学んだ私。今では体力面に配慮しながら、庭仕事も自分のリズムに合わせて進めるように心がけています。年齢に合った方法で取り組むことで、植物の成長を見守るよろこびを一層深く感じられるようになりました。

 

まとめ

大切なのは、自分の体と対話しながら、長年培ってきた園芸のたのしさをこれからも続けていくこと。私にとって、この経験は人生を豊かにしてくれる貴重な気づきになっています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:犬塚芳樹/50代男性・会社員。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

 

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シニアカレンダー編集部

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