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キラキラネームより古風レトロな「花鳥風月ネーム」が人気!今、女の子に人気の名前はコレ♡

「キラキラネーム」と呼ばれる、複雑な漢字や珍しい読み方が特徴の名前がかつて社会現象になりました。しかし現在では、古風で優雅で読みやすい名前が人気を集めています。

「花鳥風月」とは、花、鳥、風、月といった自然の美しさや風情を表現する日本の伝統的な言葉です。これらの言葉を用いた「花鳥風月ネーム」は、自然の壮大さや繊細さを感じさせ、そこには自然への愛や感動、調和を大切にする想いが込められています。

今回は1月生まれの女の子の赤ちゃん3,533名の名前から、人気の「花鳥風月ネーム」をランキングで紹介いたします。

 

1位 茉白(主なよみ:ましろ)

「花鳥風月ネーム」首位の「茉白」は、2025年1月の名前ランキングでも首位を獲得。1月に急増した名前です。年間ランキングでは2023年と2024年でそれぞれ39位と26位です。

 

この名前は白く可憐な花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」を意味する「茉」が用いられています。「ましろ」という響きが、冬の白さと純粋な美しさを連想させるようです。

 

2位 結月(主なよみ:ゆづき)※同率

2位の「結月」は、年間ランキングでは2023年は11位、2024年は10位、そして月間ランキングでは1月4位と、安定して人気のある名前です。

 

「結月」は冬の月明かりの下での新たな絆や結びつき、出会いを思わせる名前です。人とのつながりを大切にし、穏やかで優雅な存在になってほしいという願いが感じられます。

 

2位 陽葵(主なよみ:ひまり)※同率

同じく2位の「陽葵」は2023年には1位、2024年は2位、そして1月は4位と非常に人気のある名前です。

 

「太陽」や「日光」を意味し、明るさやポジティブなエネルギーを象徴する「陽」と、太陽に向かって咲くアオイ科の植物「葵」を組み合わせた名前。「太陽のように明るく、向日葵のように力強く育ってほしい」という子どもの健やかな成長を願う思いが込められています。

 

4位 風花(主なよみ:ふうか)※同率

4位にランクインした「風花」は2023年に34位、2024年には44位に位置しており、1月は10位でした。

 

風に舞うような軽やかな雪を「風花(かざばな)」と言い、冬の季節感を強く感じさせます。この名前には、「風のように自由で、花のように美しく繊細な人生を歩んでほしい」という願いが込められているようです。

 

4位 六花(主なよみ:りっか)※同率

同じく4位の「六花」は2023年の76位から2024年は47位、そして1月は10位にランクアップした近年注目の名前です。

 

「六花」とは冬の象徴である雪の結晶を表し、冬の自然の美しさと純粋さを象徴しています。例年冬になると人気が高まる名前です。

 

6位 唯花(主なよみ:ゆいか)

6位の「唯花」は、2025年1月15位にランクインした名前。

 

「唯」という字には「唯一」という意味があり、特別な存在であることを示します。また、「花」は美しさや華やかさ、生命の繁栄や花開くことを象徴しています。「この世にただひとつの特別な花のように、かけがえのない存在になってほしい」という親御さんたちの願いを感じる名前です。

 

7位 莉子(主なよみ:りこ)※同率

7位の「莉子」は、2023年9位、2024年14位、そして1月は21位にランクイン。

 

「莉子」という名前は、美しい「茉莉花(ジャスミン)」の花を連想させ、子どもが清純で美しい人物に成長するような願いが込められているようです。「子」を止め字に用いる伝統的な日本の命名方法を取り入れた古風な名前である一方、「りこ」という二音の響きが現代的で、近年人気のある名前です。

 

7位 咲茉(主なよみ:えま)※同率

同じく7位の「咲茉」は2023年には14位、2024年には23位に位置し、1月は21位にランクインしました。

 

「咲」は「花が咲く」「笑顔が咲く」という明るいイメージを持ち、「茉」は「茉莉花(ジャスミン)」の香り高い花を意味します。春の訪れを予感させるポジティブな響きが人気の理由のようです。

 

7位 花(主なよみ:はな)※同率

「花」は年間ランキングで2023年72位、2024年は66位。月間ランキングでは1月21位にランクインしました。

 

「花」という名前はそのまま自然の美しさや華やかさを象徴しており、どの季節にも適した普遍的な美しさを持つ名前です。

 

10位 柚月(主なよみ:ゆづき)※同率

「柚月」は2023年に56位、2024年は69位、1月は25位にランクインしました。

 

「柚」は柚子(ゆず)を指し、冬至に柚子風呂に入る習慣があるように、日本では冬の季節を代表する果物ともされています。また夜空の月を表す「月」は詩的なイメージやロマンティックな雰囲気を持ち、美しさ・清らかさ・穏やかさを象徴しています。冬の寒さを和らげる温かみと清新さを感じる名前です。

 

10位 彩葉(主なよみ:いろは)※同率

同率10位の「彩葉」は2023年に20位、2024年は17位、1月25位にランクインしました。

 

「彩」は色とりどりという意味があり、「葉」は新しい生命や成長を象徴します。新年を迎え、カラフルで明るい未来を願うイメージが込められているようです。

 

 

◆令和時代の「花鳥風月ネーム」は、自然界の豊かな表現と日本の伝統的な美意識を受け継ぎながら、現代的な感覚にもマッチした名前が多く見られます。「茉白」「結月」のように、自然の要素を取り入れた名前は、子どもたちに美しい心を育む願いが込められているようです。これから女の子の名前を考えている方は、ぜひ今回ご紹介した名前を参考に、心に響く素敵な名前を選んでみてくださいね。

photo:@kosodatemam.nさん(べビカレメイト)


<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間2025年1月1日(水)〜2025年1月25日(土)
回答件数:女の子:3,533件

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