ひとりレストランで待ちぼうけ
バレンタインデーに、思い入れの強かったあるときの結婚記念日を再現したスペシャルなサプライズディナーを計画し、夫を誘いました。お互い、仕事終わりにレストランで待ち合わせをすることに。夫も当日を楽しみにしてくれていました。
迎えたバレンタインデー当日。結婚記念日に着たドレスを着て、レストランではあのとき食べた同じ料理を注文し、夫の到着を待っていました。しかし、待ち合わせ時間になっても夫はレストランに現れません。メッセージも返事はなし。心配になって電話をしましたが、応答はありませんでした。
数分だった待つ時間が数時間に変わり、徐々に人が減っていくレストラン。
不安の中、しばらくひとりで待ったあと、ついに夫から連絡が! メッセージを見ると「仕事が急に忙しくなって抜けられなかった」「まだかかってしまうから行けない。本当に申し訳ない」とのことでした。
夫からのメッセージに、何かあったわけではなかったのだとホッとした気持ちもありましたが、せっかく素敵なディナーを計画したのに……という落胆の気持ちが大きかったです。レストランの方には謝罪をし、出していただいた食事はひとりで楽しみ、2名分の料金を支払って帰宅をすることに。
ただ帰宅中、夫は責任感の強い人で、とにかく仕事を大事にしている人だとハッと思い出して……。「そんな部分も夫の好きなところだったな」と自分を納得させたのでした。
その夜、夫はかなり遅い時間に帰宅。夫は私に誠心誠意謝ってくれました。そして、自宅で簡単な食事を一緒に楽しむことに。当初の計画とは異なりましたが、それはそれで特別な一夜となり、ある意味、忘れられないバレンタインデーとなりました。
著者:Pakistani/30代女性・主婦
イラスト:ふるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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