なかなかトイレに行けない…
生理中のある日、職場で私は、ナプキンをポケットに忍ばせトイレに行くタイミングを探していました。しかし、その日は忙しくてなかなか席を立つことができず……。
「トイレに行きたい」と思いながらも必死に仕事をしていると、突然、女性の同僚をから肩をポンポンされ、「どうしましたか?」と聞くと、彼女は私の耳元で「ちょっとポケットを確かめてみて」と言うのです。
やさしい同僚に感謝
言われた通りポケットを確認すると、ナプキンがはみ出し今にも落ちそうな状態に。顔が真っ赤になるほど恥ずかしかったのですが、彼女の配慮ある言い方と静かに指摘してくれたことにとても感謝しました。
お礼を伝えると、「私も昔、同じようなことがあって困ったから」とのこと。自分も彼女のように、ピンチな人にそっと助け舟を出せる人になりたいと思った出来事でした。
この出来事をきっかけに同僚とは信頼関係が深まり、生理や女性の悩みについて気軽に話せる仲になりました。また、彼女のアドバイスで生理用ナプキン専用のポーチを購入。今はポケットではなく、ポーチに入れて持ち歩いています。
著者:ゆい/20代女性・会社で淡々とこなす社会人。癒しはワンちゃんとゴロゴロすること。
イラスト:sawawa
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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