ヒルナンデスで紹介!白菜を使った時短レシピ
先日放送された、日本テレビ『ヒルナンデス!』では、料理家・今井亮さんが神奈川県横浜市にある創業400年の農家「寛永鶴見園(かんえいつるみえん)」を訪問。
白菜のアレンジレシピを披露し、その場にいた農家さんとお子さんたちも「美味しい」とパクパク食べていたのが印象的でした。
どのレシピもすぐマネできそうな時短レシピばかりでしたが、特に気になったのが「白菜の担々風クリーム煮」。
”担々風”とつくとなんだか難しそうなイメージもありますが、使うのは身近な材料ばかりです。特別な調味料や手間もなく、誰でも簡単に作れそう。
普段余りがちな白菜を美味しく消費できるレシピになるのでは!?と思い、さっそくチャレンジしてみました。
今井亮さん「白菜の担々風クリーム煮」の作り方
材料(2人分)
・白菜…3~4枚(約200g)
・にんにく(みじん切り)…1かけ分
・生姜(みじん切り)…1かけ分
・牛乳…100ml
・片栗粉…大さじ1と1/2(同量の水で溶く)
・白すりごま…大さじ1
・ラー油…適量
・塩…少々
・ごま油…小さじ2
・水…150ml
・酒…大さじ1
・鶏ガラスープの素…小さじ2
作り方①白菜を切る
白菜の葉と芯の部分を切り分け、葉はざく切りに、芯は一口大の削ぎ切りにしましょう。
作り方②白菜を炒める
フライパンにごま油を中火で熱し、みじん切りにしたにんにくと生姜を入れてください。
さっと炒めて香りが立ったら、白菜を加えて炒めます。芯→葉の順番で入れ、少ししんなりするくらいまで炒めました。
作り方③味付けをして煮る
②に鶏ガラスープの素、水、酒を入れ、蓋をして中火で約5分煮ましょう。
作り方④仕上げる
牛乳を加えて混ぜ、少しあたためたら塩で味をととのえます。小さいフライパンや鍋で調理している場合は、吹きこぼれないよう注意してくださいね。
弱火にして、水溶き片栗粉を少しずつ入れてとろみをつけましょう。
一度に大量に入れると、スープがダマになりやすくなります。何回かに分けて入れ、素早くかき混ぜるのが大切。
白すりごまを加え、全体がよく混ざったら盛り付けし、ラー油をまわしかけて完成です。
かかった時間は、10〜15分。あっという間にできあがりました。
【実食】香ばしいごまの香りとまろやかスープが絶品!
湯気とともに立ち上るのは香ばしいごまの香り。炒めたにんにくと生姜の風味がほのかに混ざり、食欲をそそります。
スープをひと口飲んでみると、まず感じるのはごまのコクとまろやかな口当たり。
牛乳のやさしい甘みが舌をとろっと包み込んだと思ったら、にんにくと生姜の風味がじわっと広がりました。
後からラー油のピリッとした辛さが追いかけてきて、ほどよい刺激。
白菜の葉の部分はとろみのあるスープが絡んでいてやわらかく、芯はほどよくシャキシャキ感が残っています。白菜本来の甘みがじんわりと口を満たし、心落ち着く味わいです。
いわゆる担々スープのような刺激はほとんどなく、あくまで担々“風”の仕上がり。
味がしっかりしているのに、重くなく、素材の味を感じさせながら最後まで満足感を与えてくれます。
ラー油の量を調整すれば、子どもでも食べやすくなりそう。辛いもの好きの夫は、さらにラー油や花椒粉を追加してもりもり食べていました。
挽き肉を入れてボリュームを出せば、ごはんのおかずとしても楽しめるはず。
きのこやベーコンといった具材を入れるなど、一度作れば応用が効くので、冷蔵庫に白菜が余っているときの救世主になるに違いありません。
余った白菜がごちそうに!
コクのあるスープと白菜の甘みが絡み合い、想像以上に大満足。
白菜が余ったときはもちろん、夕飯のもう一品にもぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね!