赤ちゃんが生まれたら母乳で育てたいと思っていた私でしたが、赤ちゃんのおっぱいを吸う力が弱く、すぐに寝てしまうので、生まれた当初は栄養足りているか心配でした。そんなわが子でしたが、生後3カ月ごろにはしっかり母乳が飲めるようになりましたよ! 今回は、わが子が生まれてから生後3カ月までの母乳育児の様子を紹介します。
生後3日目ごろ
このころはまだ、生まれたばかりの赤ちゃんのおっぱいを吸う力が弱く、授乳を始めてもすぐに寝てしまってばかり。なかなかじょうずに授乳できず、少しずつおっぱいが張ってきてしまっていました。
そんななか、産後3日目に搾乳の指導を受けたときのこと。教わりながら手動の搾乳器を試すと、母乳が出てくる穴がひとつ確認できました。母乳がビューっと出てくる様子を見ていると、もう一つ出てくる穴が増えました。「自然にどんどん増えていくんだよ」と、「乳管の開通」について助産師さんから教わったのでした。
1カ月健診のころ
1カ月健診のころになると、赤ちゃんが飲む母乳の量が少しずつ増えてきていました。ところが、おっぱいの一部にはしこりが! 助産師さんに相談すると、「赤ちゃんの抱き方を変えて母乳を飲ませてみて」とアドバイスをもらいました。そこで、赤ちゃんを縦抱っこのように抱き方をかえてみると、次の日にはしこりがとれました。
また、下着や洋服などでおっぱいや肩まわりが締め付けられることも、おっぱいの詰まりに影響を及ぼすとのこと。そのため、締め付けないような下着や洋服を心がけました。さらに、血行をよくするために腕をぐるぐるまわしてから授乳をすると、母乳の出がよくなったように感じました。
生後3カ月をすぎたころ
生後3カ月を過ぎると、赤ちゃんのおっぱいを吸う力が非常に強くなったことを覚えています。また、搾乳器を使って母乳の出を確認してみると、母乳の出る穴は片方で10個ほど確認できました。まわりのママに聞いてみると、なかには20個くらいあるという方もいました。
また、出産直後とは違い、搾乳器で搾乳するよりも、赤ちゃんに直接母乳を吸われているときのほうがたくさん出るように。ただ、このころはまだ1時間に3回、4時間おきなど、授乳間隔はまちまちでした。
あくまで私の場合ですが、出産直後から生後3カ月までの母乳育児の様子をお伝えしました。助産師さんの「最初のうちはおっぱいの量が少なくて当たり前。赤ちゃんに吸われることで母乳が出てくるからね」という言葉を思い出します。はじめは母乳が出ず、心配になることもありましたが、赤ちゃんの成長に合わせて無理なく母乳育児をおこなっていくことが大切だと感じています。
著者:斉藤あや
大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。