泣き叫ぶ長女の姿を見た実母は…
帰省して3日目、次女が発熱し病院に行くことに……。感染予防のため、長女は私の母と留守番をしてもらうことにしました。そのことを長女に話すと「嫌だー! 一緒に行くー!」と大泣き。
どうにか泣き止んでもらおうと必死に説明する私に母が、「自分の気持ち言えるじゃん! 安心したよー」と言ったのです。そして「好きなだけ泣いたら良いよ。私がいるから行ってきなさい」と母に言われ、長女を残して次女と私は病院へ行きました。
帰宅すると笑顔で出迎えてくれた長女は「ママと一緒に行きたかったけど、ばあばと待ってたよ」と教えてくれました。
母の言葉の真意は…
「安心した」と言った理由を翌日母に聞くと、「うちに来ても全然わがままを言わないから、自分の気持ちを言えないのかなって不安だった。自分の気持ちを言えるって大事だから、嫌だって大泣きしてて安心した」とのこと。
たしかに、4歳の長女は、自分の気持ちを表現することが苦手で、私や夫以外にわがままを言うことはほとんどありません。保育園の先生や家に遊びに来た私の友だちからは「大人しくてお行儀も良いね」と褒められることもあり、言葉や態度が大人びていく長女に「泣いたりわがままを言わないの」と求めてしまうことが増えていました。
大泣きする子どもの対応に困っても、ときには見守り、気持ちを解放させてあげることも必要なのだと、母の言葉に私は気づかされました。
母の言葉を聞いてからは、長女が嫌だと泣いたときや、拗ねて口を聞いてくれないときも「きっと今は気持ちを自分なりに表現してるんだ」と見守ることが少しずつできるようになっています。気持ちをコントロールすることは、成長とともに必要だとは思いますが、素直な気持ちを表現することも大切だということを忘れずにこれからも娘たちを見守っていきたいです。
著者:長濱 ユイ/30代女性/2020年生まれの3歳娘と2023年生まれの1歳娘を育てる2児の母。にぎやかな娘たちとの毎日を楽しみながら、将来の自分のために看護師をしながら副業にも挑戦中。趣味は家庭菜園とスポーツ観戦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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