起きてこない時間のはずだったのに!?
プロポーズは僕の自宅で、サプライズでおこなおうと考えていました。彼女には僕の家にきてもらい、朝彼女が起きてきたタイミングでバラの花束と手紙でプロポーズしようという計画です。
花屋さんには、事前にバラの花束を予約。花束にはプロポーズの言葉をつづった手紙を仕込んでもらいました。そして、朝早い彼女がまだ寝ている時間に花束を受け取りに行き、彼女が起きてきたタイミングでサプライズプレゼントとプロポーズをする……。という流れでした。
そしていざプロポーズ当日。彼女が寝室でまだ寝ていることを確認し、僕は静かに花屋さんへ。花束を受け取り帰宅するまでは予定通りでした。
しかし……家の扉を開けると、なんと、彼女が目の前に立っていたのです。
いつもの彼女ならまだ寝ている時間のはずでしたが、この日はたまたま目が覚めてしまったよう。トイレに行こうとした際に、バラの花束を持って帰宅した僕と鉢合わせてしまったのでした。
彼女も思わず苦笑。一発で花束の存在がバレ、プロポーズだと勘づかれてしまいました。それでもちゃんとやりきろうと思った僕は、彼女には一度部屋に戻ってもらい、「何も見なかったことに」してもらいました。そして改めて、プロポーズをしたのでした。幸い、プロポーズは成功しましたが、完璧だと思っていた計画も、予期せぬ出来事で思わぬ展開になることがあるのだなと実感しました。
著者:稲本緋色技/30代男性・会社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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