「贈らないとダメ」と言う母
夫と結婚して初めての年末、母から急に「お歳暮はうちとあちらの実家の両方に贈らないとダメよ」と言われました。「それって必要?」と驚く私。それに対して母は「私だって長年そうやってきているのだから!」とのこと。
私は「お歳暮は必要なのか」と思い、夫に相談。結果、実家と義実家それぞれに5000円ほどのコーヒー豆のセットを送りました。
義両親は「いらない」と言うので…
すると、義実家からは「お歳暮は今後いらないよ。ほかの子どもたちからももらっていないから」と言われました。また、私の父も同じようなリアクション。
ただ、母は「お歳暮とお中元は常識だから、今後も続けなさい」と言います。夫の前では「こんな気をつかわなくていいのよ〜」というしらじらしい態度を見せながら……。
母に腹が立った私は「義実家からお歳暮やお中元は辞退したいとの申し出があったため、今後は両家ともにやめる」と伝えました。少々不服そうでしたが、母は「義実家から言われた」ということもあってか承諾してくれたのでした。
こうしてわが家のお中元騒動は収束。ただ、日頃の感謝を伝えることは大切だと思うため、お中元・お歳暮のやり取りはしていませんが、母の日と父の日、両親ぞれぞれのお誕生日は毎年お祝いしています。
著者:都うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
イラスト:ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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