ウエカツさんの書籍『ウエカツさん直伝!子どもが食いつく 魚レシピとヒミツ』とは
今回参考にしたのは、"元水産庁"で、魚の伝道師・ウエカツさんこと上田勝彦さんの書籍『ウエカツさん直伝!子どもが食いつく 魚レシピとヒミツ』。
魚と野菜をたっぷりと使った、子どもも大人も積極的に食べたいレシピが紹介されています。
また、子どもが食いつくレシピがたっぷりと載っているだけでなく、魚をもっと好きになる食育情報も満載!魚の魅力を楽しく学べる、まさに魚料理の教科書といえる一冊なんです。
今回は、そんな本の中から「炒りしらす」のレシピに挑戦してみました。
ウエカツさん「炒りしらす」の作り方
材料(子ども4人分)
・にんじん…30g
・小松菜…50g
・オリーブ油…大さじ1
・しらす…50g
・こしょう…少々
・レモン…1/4個
レモンは、市販のレモン汁を使ってもOKです!
作り方①野菜を切る
にんじんは千切りに、小松菜はみじん切りにしましょう。
作り方②にんじんを炒める
フライパンにオリーブ油を入れて熱し、にんじんを入れて炒めます。中火で、油が回るまで炒めましょう。
作り方③しらすと小松菜を加える
作り方②のフライパンに、しらすを入れます。しらすがパチパチとはぜだしたら、小松菜を加えましょう。
少し炒めて小松菜の緑色が濃くなったら、こしょうを一振りしてください。
作り方④レモン汁を絞る
火を止めて、レモン汁を絞ったら完成です。お好みで、ご飯にのせてくださいね。
【実食】見た目と味のギャップがすごい!絶品炒りしらすを食べてみた
まずは、そのまま食べてみましょう。
ひと口食べてまず広がるのは、しらすの濃厚な旨み。ふわっとやわらかく、噛むたびに海の風味が追いかけてきます。
見た目は完全に「和」なのですが、オリーブ油×レモン×しらすの塩気が組み合わさることで、脳裏には「地中海」の景色が。目をつぶると、シチリア島の風を感じます……。
レモンの酸味とにんじんの甘みがよく合い、見た目以上におしゃれな味わいです。
ご飯にのせていただきましょう。
ホカホカのご飯にのせたことで、炒めたしらすの香ばしさやレモンの風味、オリーブ油の香りが、湯気とともにふわっと立ち上がります。
そのまま食べるよりも、美味しさ倍増。いつか、炊飯釜ごといきたいです。
しらすの塩気頼みで味付けしているので、たっぷりかけてもしょっぱくならず、子どもも食べやすそうですよ!
納豆のトッピングにも
いろいろなものに合いそう!と思い、アレンジしてみました。
納豆+炒りしらす+うずらの卵、これ最高です。
納豆のネバネバ食感としらすのふわっとした軽やかさ、小松菜のシャキシャキ感、全ての食感が対照的で、楽しみながら食べ進められました。
付属のタレは使わずちょうど良い塩梅だったのですが、納豆ご飯にする場合には、タレをかけても良いかもしれません。
卵焼きに混ぜてみた!
しらすの塩気が効いているので、味付けも不要です。にんじんと小松菜が入っていることで彩りもよく、お弁当のおかずにも良さそう。
とても美味しいのですが、とんでもないことに気付いてしまいました。
……レモンが消えた!!!先ほど確かに感じた、シチリア島の風はいずこ?ただいま、日本。
加熱したことで、レモンの風味が完全に飛んでしまったようです。火を止めてからレモンを絞ったことには、ちゃんと意味があったんですね。
魚のプロ直伝のレシピは間違いなし!
今回は、書籍『ウエカツさん直伝!子どもが食いつく 魚レシピとヒミツ』に載っていた「炒りしらす」に挑戦してみました。
さすがは魚のプロが考案したレシピだけあり、しらすの旨みを最大限に楽しめたリピ必至の一品でした。お手軽なので、皆さんもぜひ作ってみてくださいね!