マッチングアプリで出会い、交際を始めた彼氏。そんな彼と迎えた初めてのバレンタインデーは、彼の都合で会うことができませんでした。せっかくのバレンタインなのに……と寂しい思いもあり、私はサプライズで彼の家に行き、ドアノブにチョコレートの入った紙袋をかけておくことに。彼が帰宅した際、びっくりして喜んでくれるはず、と思っていました。このときまでは……。
その夜、彼からメールが。チョコに気づいてくれた連絡かなとうきうきでメッセージを見ると……。
「もしかしてチョコ、ドアノブにかけた? そういうのやめて」という文章が。なんで? こういうの嫌いだった?と、予想外の冷たい反応に私は驚いてしまいました。
数日後、ファッション雑誌を読んでいると、あるスナップ写真に目が留まりました。なんと、彼が写っていたのです。そして、彼と仲良さそうにくっついているのは、読者モデルだという女性。「どういうこと!?」と思い記事を読んでみると、「2人は付き合って4年目。倦怠期を乗り越えて……」と書かれていました。そして2人のラブ遍歴がグラフになっており、倦怠期と記されていた時期は……私と彼が交際を始めたタイミング!
そう、彼の本命の彼女はこの人で、私は浮気相手だったのです。彼の家にチョコを届けた際に、「そういうのやめて」と冷たく言われた意味もわかりました。まさかの事実を雑誌の紙面で知るという、ドラマよりもドラマチックな展開に衝撃でしたし、がく然としました。
このことは私の中で大きなトラウマとなり、この経験以降、しばらくは「バレンタインに会えない=浮気されているのでは」と疑ってしまうようになってしまいました。
著者:杏仁まめこ/30代女性・教職員
作画:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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