記事サムネイル画像

泣く娘を放置「泣き疲れたら寝るだろ!」スマホゲーム依存の夫に絶望…家出した結果!?

私は20代の兼業主婦です。もうすぐ1歳になる娘と、夫と3人暮らしです。夫は結婚当初、家事を積極的にしてくれて、私にもやさしくて、毎日幸せいっぱいだったのですが……

私が出産したころから、夫が変わってしまいました。最初に気が付いた違和感は、スマホでした。

 

変わってしまった夫

夫はスマホのゲームにはまってしまったようで、朝から夜中まで暇さえあればずっとゲームをしています。帰宅しても娘よりスマホと向き合っている時間が長い夫。娘が泣き出してもスマホから目を離さず、「抱っこしてあげて!」と言うと、「泣き疲れたらひとりで寝るって~」と言いながら、ゲームを続けます。そんな夫に、私は胸がざわつきました。

 

忘れられた大切な日

ある夜、ゲームに夢中な夫に「ねぇ、明日は何の日か知ってる?」と聞いてみました。夫は画面から目を離さずに「はぁ? そんなの知るかよ! 何の日でも俺には関係ない! 今いいところなんだから、どうでもいいことで話しかけるなよ!」と乱暴に言い放ちました。

 

私は一瞬、言葉を失いました。明日は娘の1歳の誕生日。前から一緒にお祝いしようと話していたのに、夫はすっかり忘れている様子でした。夫への気持ちが、一瞬にして冷めていくのを感じました。

 

実家へ帰る決意

翌日、夫が仕事に行っている間、私は荷物をまとめて娘と一緒に実家へ帰りました。両親と娘の誕生日会をしていると、夫から何度も電話がかかっていました。しばらく放置していたけれど、思い切って出てみると、開口一番「ごめん!」と夫の声が響きました。

 

「今日、娘ちゃんの誕生日だよな。昨日ひどいこと言って……俺、最低だな」「ゲームばかりして、本当にごめん。やり直したい。娘の誕生日、遅くなったけど、一緒にお祝いさせてほしい」

 

涙声の夫の言葉に、私は少しだけ心を開く気持ちになりました。

 

新しい一歩

その夜、夫が実家まで迎えに来ました。手には、大きな花束と娘のためのプレゼント。ぎこちないながらも、「本当にごめんな」と謝る夫の姿に、私も「ちゃんと変わってくれるなら」と一歩を踏み出すことにしました。

 

後日、改めて夫と一緒に娘の誕生日をお祝いしました。夫は娘を抱きしめながら「遅くなったけど、おめでとう」と言いました。その言葉に、私は少しだけ安心しました。あれだけのめり込んでいたスマホゲームはアンインストールしたそう。

その日以降、夫は娘にたくさん触れあい、しっかり子育てしてくれるようになりました。

 

これからもすれ違うことはあるかもしれません。しかし、大切なものを見失わないように、きちんとコミュニケーションをとって、もう一度夫と向き合ってみようと決意しました。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む