ハイハイやつかまり立ちがじょうずにできるようになってくると、自宅以外でも遊べる場所が増えますよね。特に商業施設内にある屋内遊戯場であれば、安心して子どもを遊ばせることができるため、よく利用しているというママも多いのではないでしょうか? 今回はそんなママたちに知ってもらいたい、“商業施設内の遊戯施設で起こる思わぬ事故の実態”をご紹介します。
商業施設内にある遊戯施設とは?
近年、ショッピングモールなどの商業施設では、ファミリー客でも過ごしやすい環境づくりが進められています。なかでも子どもたちを遊ばせることができる遊戯スペースは、子どもを退屈させることなく買い物が楽しめると好評です。そのため、最近では多くの商業施設において、大小さまざまな遊戯施設が設置されるようになりました。
滑り台やボールプール、ふわふわしたエア遊具など、子ども心をくすぐる遊具が多数設置されています。また、屋内に設置された遊戯施設は、天候に左右されない点も人気が高い理由と言えます。
油断は禁物! 商業施設内で起こる事故
遊戯施設は安全面に考慮されていますが、思わぬ事故が起きてしまうこともあります。では、消費者庁に報告された屋内遊具に関わる重大事故例をご紹介します。
画像出典:消費者庁ニュースリリース「屋内アミューズメント遊具での思わぬケガにご注意!~ 冬の休暇を前 に~ 」
また、消費者庁が屋内遊戯施設を利用した経験のある人を対象におこなったアンケートによると、子どもが「怪我をした」あるいは「怪我をしそうになった」ことがある遊具として、主に滑り台・エア遊具・ボールプールなどが挙げられました。
子どもをケガから守るには?
遊戯施設で起こる事故は、遊具自体の破損などが原因となることもありますが、子どもを見守る保護者が注意することで防げるケースも多くあります。
<遊戯施設を安全に利用するためのポイント>
●子どもがひとりで遊ぶことのないよう、保護者が必ずつき添いましょう。
●施設や遊具の対象年齢表示を確認し、年齢に合った遊具で遊ばせましょう。
●遊具に引っかかったり、絡まったりする恐れがあるため、ひもやベルト、フードなどがついている衣類は避けましょう。
●遊具の不具合や破損を見つけた場合は、利用を中止し、すぐに店舗係員に連絡しましょう。
ショッピングモール内にある遊戯施設には自宅にはない遊具なども多く、子どもたちにとっていい刺激を与えられるうれしい施設です。子どもたちが安全に楽しく過ごせるよう、保護者はしっかりと見守りましょう。
参考/子ども安全メール from 消費者庁、消費者庁ニュースリリース「遊具による子供の事故に御注意!」「屋内アミューズメント遊具での思わぬケガにご注意!~ 冬の休暇を前に ~ 」