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夫「ママと暮らす!おまえは留守番♪」義母と単身赴任先の東北へ→3年後…家が!?夫が顔面蒼白!衝撃の結末

夫のハルトと結婚してまもなく1年、専業主婦としての生活にも慣れてきました。最近、義父名義で新居を用意してくれたのです。私も働きたいと思っていたのですが、「家にいて欲しい! 専業主婦になってくれ!」とハルトの強い希望で専業主婦に!

結婚してからしばらくは穏やかで幸せな日々が続いていたのですが、義父の単身赴任が決まったことで、状況は一変することになるのです……。



 

義父が単身赴任…でも義母は⁉

ある日、義両親がわが家へ遊びにきました。すると義母が血相を変えて「2人とも聞いて! 」と言うのです。ただならぬ雰囲気にどうしたかと尋ねると義父が「実は、1年ほど単身赴任することになって……」と口を開きます。話を聞くと、 義父が突然の辞令で海外へ行くことになったことが判明。

 

義母は「一緒に行けないなんてひどい!」と大騒ぎ! しかし、会社の規定で単身赴任が義務付けられ、帯同はできないため義母は日本に残ることに……。私が「いつでも来てくださいね!」 と寂しがる義母に声をかけると、義母は「え……いいの!?」と喜んでくれました。

 

それからまもなく義父はイタリアへ旅立ったのですが、そこからわが家の日常にヒビが入りだしたのです……。

 

 

やりたい放題の義母

義父が旅立った後、義母は「寂しい」「一人じゃ心細い」と理由をつけながら毎週わが家へ来るようになったのです。そして、冷蔵庫を勝手に開けたり、私が作った夕食を当然のように食べ、やりたい放題!

 

最初は義母が我が家に来るだけだったのですが、そのうちハルトが義母に呼び出され実家へ入り浸るようになったのです。「今日はママと映画に行ってくる!」 「電球交換してほしいって言うから実家行ってくるわ」と、気づけばハルトは毎週のように義母と過ごしていました。私も一緒に尋ねると義母が不機嫌になるため、ハルトが1人で行ってしまうので私はほぼ放置……。

 

そんな生活が続き、私は実家に相談することが増えました。私の両親は「それ、ちょっとやり過ぎだな……」「たまに会うくらいならいいけど、毎週って……」と、呆れながらも、私の気持ちに寄り添ってくれました。

 

ハルトの衝撃発言と義父の決断

気が付けば3カ月が経っていました。ハルトは義母とばかり過ごし、私は1人で過ごす時間が増えていきました。夫婦の会話は減り、私は次第に心がすり減るような感覚を覚えていました。そんなある日、ハルトが珍しく早く帰宅。なぜか義母も一緒でした。

そして突然「俺、転勤になりました!東北の最北端。それも3年!」と言うのです!驚いた私は「え!?……ってことは私も?」と尋ねると「いやいや!! ママと行くから、お前は留守番!」とまさかの「ママと一緒に転勤宣言」に私は頭が真っ白に!

 

今回の件で愛情が完全に冷めきってしまいました……。その後、2人は宣言どおり赴任先へ旅立っていき私は実家へと戻ることにしました。

 

それからしばらく経ったころ、義父が帰国しました。私が実家に身を寄せていると知った義父は、帰国したその足で実家に来てくれたのです。義父は単身赴任中に、ハルトと義母の話を本人たちから聞いたようで私と両親に謝るばかり私は義父に「お義父さん、私、ハルトとの離婚を考えています」と相談します。すると義父は私の意見に賛成してくれ、「実は考えてることがあるんだ」と言いニコッと笑ってとある話を持ち掛けてきたのです。

 

3年後、ハルトの帰郷……

月日は流れ、単身赴任から3年。ある日、ハルトから久しぶりの電話がかかってきました。ハルトは悪びれた様子もなく単身赴任が終わったこと、そして来月戻ってくると話します。私は「以前住んでいた家のことを言っているんなら、もう帰る家はないわよ」と言い放ち電話を切りました。その後、ハルトから鬼電がありましたが無視!すると翌月、戻ってきたハルトと義母は大慌てで私の実家に飛び込んできました。

 

「いや……家が……! 建物はないし、更地になってたんだよ!」と慌てるハルトに、「単身赴任に行った夫から連絡もなければ、生活費の入金もない。収入のない専業主婦がどうするかって考えたら家を売るくらいしかないわよね?」と私が言うと、ハルトは気まずそうにうつむきます。

 

「ママを連れて行ったことで、単身寮に入れなくて新しくアパートを借りたんだよね? 」と問い詰めるとパニックになるハルト。実は、単身赴任中、生活費を貰えず困り果てた私は美容師として復職していました。そして、私の働く美容室にお客さんとしてきたハルトの部長が教えてくれたのです。私はお礼として、赴任先についていったのは私じゃなく義母だと教えてあげたのです♪ 部長はとっても驚いていました!

顔面蒼白のハルトに変わり、義母が「それより!!どうしてあなたが簡単に家を売却できたの?」と鬼の形相で尋ねきます。私が「家も土地も名義はお義父さんでしょう? だからお義父さんに頼んで売却してもらったのよ!」と説明し、サイン済みの離婚届をハルトに渡しました。

 

義父と私の固い決

程なくして、義父が到着。嫁を差し置いて、息子の単身赴任先に付いて行くのも納得がいかない! 俺には理解不能だ!」とバッサリ! 義母へ離婚届を叩きつけるのでした。

 

離婚だけは……とすがるハルトを無視し、こうして私はハルトと、義父は義母と離婚することが決定しました。

 

その後、ハルトは「嫁よりもママが大好きらしい」「単身赴任にまさかのママ連れ」と会社で噂されるように。挙句の果てには「嫁を捨ててママを選んだマザコン男」と呼ばれ、居場所がなくなり会社を辞めたそう。

 

ちなみに義父は海外に永住することを決めたらしく、つい先日楽しそうに旅立っていきました。私はというと、美容師として復職し、充実した毎日を送っています♪

 

 

◇ ◇ ◇

 

人との関係は、一方通行では成り立ちません。支え合い、思いやりを持つことで、初めて本当の幸せが生まれます。大切にすべきものを見極めることで、人生はより豊かになるのではないでしょうか。人を大事にする気持ちがあれば、同じように大事してもらえる。そんな関係を築ける人と共に人生を歩んでいきたいですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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