家の前にパトカー! 一体何が!?
私はその日、子どもたちを連れて買い物に行きました。そして20分ほどで帰宅したのですが、わが家の前にパトカーが停まっているではありませんか! 驚いた私は恐る恐る家の中に入ります。すると警察官から「あなたの家から、怒鳴り声や子どもの泣き声が聞こえると通報が入りまして、様子を見に来ました」と説明されました。
実は出かける前、ちょっとしたトラブルが起きました。夫と留守番をする予定だった娘が、私が玄関へ行くと「ママー!!」と泣き叫んで私のあとを追ってきたのです。娘に申し訳ないと思いながらも、「夫がなだめてくれるだろう」と思って玄関を開けると、号泣する娘を抱きかかえて夫が「泣いててかわいそうだろう!!」と大声を出して私を呼び止めます。あっけにとられつつも、近所中に夫の怒鳴り声と娘の泣き声が響き渡っている状況に耐えられない私。ここで言い合いをするのは状況が悪くなると思った私は、仕方なく娘を車に乗せて一緒に連れて行くことに。「夫にあんな一面があったんだ……」と車を出したあともしばらくドキドキが止まりませんでした。警察官に事情を話して謝罪し、誰もけがをしていない姿を見せると、「事件性はないですね」とすぐに帰っていきました……。
夫から話を聞くと、夫は娘が泣いているにもかかわらず、私が出かけようとしたことに腹を立てたとのことです。さらに仕事のストレスがたまっており、いつもより沸点がかなり下がっていて、つい感情的に怒鳴ってしまったとのことでした。警察を呼ばれたのがかなり堪えたようで、夫はしょぼんとして「さっきは大声を出してごめん。もう二度と声を荒らげることはしないから」と謝ってくれたのでした。
夫にも事情があったとはいえ、子どもの前で感情的に大声を出すのはやめようと約束しました。この事件以来、夫が怒鳴ることはありません。相手が家族であっても感情的になるのはよくないと、私も教訓になった出来事でした。
著者:中村 仁香/30代・自営業。マイペースの8歳の息子と気が強い4歳の娘を育てる母。ほぼワンオペ育児に奮闘中。ストレス解消のために、夕飯を作りながらのビールがやめられない。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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