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古い価値観を引きずる親戚たち「男は女より偉いんだよ!」思わず嫁が反論すると…驚きの結末に!

職場の同僚だった夫と結婚し、妊娠中のときのこと。結婚して初めて夫の実家へ一緒に帰省することになりました。義実家は自然に囲まれた美しい場所にあり、訪問をとても楽しみにしていました。しかし……

義両親はとてもやさしい方々ですが、問題は夫の伯父たちでした。私たちが到着したときにはすでに酔っていて、「生意気な都会の女が来たぞ」とニヤニヤしながら言ってきたのです。

 

「女は黙って子どもを産め」って!?

会うなり、伯父たちは「最近の女は外で働いてきたご主人さまにも、家事をさせようとするらしいじゃねぇか!」と言い放ちました。私たちは共働きなので、夫婦ふたりで協力して家事をしていると伝えると、さらに火が付いたように、「ふざけるんじゃねぇぞ! 男はなぁ、偉いんだよ! 女は黙って子どもを産め!」と怒鳴り散らしました。

 

義両親は慌ててフォローを入れましたが、酔っ払いたちには全く意味がありません。

 

勇気ある一言

初対面なのにあまりにも失礼な親戚の態度に我慢ならず、私が「もう帰る!」と夫に言っても、夫は穏便に済ませようとし、苦笑いしながら黙っているだけ。私はそんな状況を受け入れることができませんでした。

 

伯父たちの古い価値観に対して、私は自分の考えをはっきりと述べることを決意。深呼吸をして、立ち上がりました。

 

「都会とか田舎とか、男とか女とかの前に、人として礼儀が大事ですよね? 最低限の礼儀も必要ないほど、あなたは『偉い』んですか?」

 

「あなたたちが胸を張って暮らせているのは、奥さんたちが支えてくれているからですよね? まさか『男が偉い=自分が偉い』と本気で勘違いして、家事も育児もしないで、仕事だけしていればいいなんて思ってるんですか?」

 

その言葉に、場が一瞬で静まり返りました。

 

妻の本音を聞いて態度が一変

その瞬間、伯父たちの妻たちが「そうよ! その通りだわ。あんたたちは勘違いしてる」「女をモノ扱いするなんて許せない!」「長年我慢してきたけど、私そろそろ限界」などと、長年どれだけ多くの我慢を重ねてきたか、口々に苦労を述べ始めました。

 

伯母たちの本音と長年積もりに積もった苦労を聞いた伯父たちは「そうか……」と静かに言い、自分たちがいかに妻をぞんざいに扱い、横柄な態度を取っていたかを思い知った様子。

私に「すまん、良くなかったな。失礼なことを言って悪かった」と謝罪。伯母たちにも謝っていました。

 

男尊女卑だった親戚の変化

それから数カ月後、伯父たちはこれまでの言動をすっかり反省し、皿洗いや料理の手伝いなど、日常の家事に積極的に取り組むようになったと聞きました。先日帰省したときには、どんな家事をしているのか、この家事が得意になったなどと嬉しそうに報告してくれるようになっていたのです。

 

この出来事が、私たちだけでなく、伯父たちの家庭にも新たな風をもたらしました。それぞれの家庭がより豊かで幸せなものへと変わっていくきっかけとなったと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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