ある日、義妹が「相談がある」と夫を訪ねてきました。いつものように私は家事をしていたのですが、私がいると話にくそうだったので、私は近所にあるで弟の店へ行くことにしました。
夫の様子が明らかにおかしい
数時間後、夫から「義妹が帰った」との連絡がありました。しかし、夫の様子がどこかおかしい……。疲れ切っているようで、すぐに寝室へと直行してしまいました。翌朝も、夫はよそよそしく、相変わらず元気がありません。
そんな日々が数日続いたある日、私のもとへ知らないアドレスからメールが届きました。
不穏なメール
メールの内容は、「あなたの旦那さん、浮気してるよ」と、夫の浮気を告発するものでした。ここ数日の夫の様子がおかしいこともあり、私は深く動揺しました。
何をどう考えていいかわからないまま、私は弟のカフェへ行き、夫に相談しました。弟はそのメールを見て、驚くべき発見をしたのです。
なんと、そのメールの送り主は義妹!
夫と義妹は同じ高校の同級生でもともと顔見知り。メールアドレスを知っていたのでした。真実を知った私は、夫にすべてを打ち明ける決心をしました。家に帰ると、夫からも「話がある」と言われました。
夫は義妹から私が「浮気しているところを見た」と聞かされていたとのこと。私は義妹のメールアドレスから夫が浮気しているという連絡がきた、と伝えると、夫は即否定! 義妹を呼び出して事情を聴くことになりました。
義妹、涙の謝罪
私たちは義妹を家に呼び、真実を問いただしました。義妹は言葉を濁していましたが、最終的には「奥さんにお兄ちゃんを取られたようで、うらやましくて仕方がなかった。だから、あなたたちを引き裂こうとしてしまったの」と涙ながらに告白しました。私たちはその言葉に心を痛めつつも、義妹を許すことにしました。
数週間後、私たち夫婦にとって予期せぬ喜びが訪れました。私の妊娠が判明したのです。この知らせに私たちだけでなく、義妹も喜んでくれました。
今、私たちは新しい命の誕生を心待ちにしています。義妹も家族の一員として、赤ちゃんの誕生を心から楽しみにしています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。