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少し家事を手伝っただけで夫が疲れたアピール「ほぼ私にさせてるくせに…」6歳の息子がグサリとひと言

夫は、日ごろほとんど家事をしてくれません。たまに手伝ってくれるものの、すぐに疲れたアピールをしてくるので私はいつもモヤモヤ……。そんなある日の朝、夫がめずらしくゴミ出しをし、帰宅後に洗濯物をたたむのを手伝ってくれたのですが……。

 

夫の大げさな「疲れた」に息子がひと言

しかしその日の夜、息子とお風呂に入って出てきた夫は、いつものように「疲れた~!」とぼやきます。すると6歳の息子が「パパはなんで疲れたの?」と質問。夫は「パパ、今日はゴミを出してお仕事にも行って、洗濯物もたたんだから疲れたんだよ」と答えました。毎日家事に追われ、仕事もしている私はイラッとし、夫にひと言言おうとします。


すると、それを聞いた息子は「パパ、それは大げさでしょ? ママだってお仕事行っているけど、毎日ごはんも作ってくれて、お掃除もしてくれて、僕とかパパのこともたくさんしてくれてるよ。ママのほうが絶対疲れてるよ」と言い放ちました。私が何か言う前に、息子からあまりにも冷静に的を得たことを言われた夫は、急に恥ずかしくなった様子で「そうだね……。ママのほうが頑張っているよね」と息子に伝え、さらに、リビングに来た夫は、私に向かって「いつもありがとう。全部任せっきりでごめん」と言ってきたのです。私は思わず涙が出て、息子のことを抱きしめました。完璧ではないけれど、自分なりに精いっぱい頑張っていたのを、誰よりも息子が一番知ってくれていたことがうれしくてたくさんありがとうと伝えたのでした。

 

子どもからの言葉はまっすぐで、大人の心に刺さるのだなと実感。夫も息子からの言葉にさすがに反省したよう。この日から、家事も少しずつ一緒にしてくれるようになりました。子どもは親の言動をよく見ているので、私も気をつけようと心に誓った出来事です。
 

 

著者:立川りか/30代・ライター。6歳の男の子を育てるママ。息子の好きを全力で応援するため日々奮闘中。虫が大の苦手だが、息子の虫取りに付き合ってきたおかげで少しだけ耐性がついてきた。食後のデザートや週末の晩酌がご褒美。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)

 

 

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