妊娠が判定された後に自治体から発行される母子手帳は、妊娠中のお母さんの記録はもちろん、お腹の中にいるときから出産後数年の成長記録まで、わが子に関する情報が凝縮されたとても大切なものです。
また、赤ちゃんに起こりがちな事故の原因と対策なども紹介されています。ぜひ使い方を工夫して、うまく活用してみましょう。
わが子の成長すべてがここに!
妊娠中には、何度も産婦人科に訪れますよね。出産までに複数回受診することが一般的ですが、このときに母子手帳は必須です。持参して経過を記録しましょう。経過を記録しておけば、後で確認したいことがあるときにも便利です。またお腹の中の赤ちゃんの成長記録でもあるので、どのくらい大きくなったのかをいつでも見返すことができます。
母子手帳は妊娠中だけに使うものではなく、出産後も活用します。出産後には赤ちゃんの発育状況などを記録できますし、病院での受診記録、定期健診、予防接種を受けた日時なども手帳に記録してもらえます。お子さんの成長に関することは、すべて母子手帳1冊に凝縮されているので、大切な宝物になるでしょう。
母子手帳ケースの使用がオススメ!
母子手帳は基本的にいつも持ち歩くことをおすすめします。常に持ち歩くことで何らかのトラブルが起きたときにも、スムーズな対応をしてもらえます。しかし、いつも携帯していると手帳もだんだんと傷んできますし、ボロボロになってしまうことも考えられます。
そこでオススメしたいのがケースの使用です。現在では母子手帳専用ケースもたくさん販売されていますので、ケースに入れておけば手帳の傷みを防ぐことができるでしょう。多機能なケースならカードや保険証などもまとめて収納することができますので、とても便利に使えますよ。
サイズに気をつけよう! 母子手帳ケースの選び方
母子手帳ケースの選び方ですが、まず母子手帳は自治体によって多少サイズが異なりますので、母子手帳が収まる大きさをしっかり確認してから選ぶようにしましょう。
何度も産婦人科に通うことになりますので、診察券なども増えていきます。できるだけポケットのたくさんついたタイプを選ぶのもポイントですよ。
ペンホルダーや小銭ポケットがついているのも便利です。長く使うものなのでなるべく素材のしっかりした製品を選びましょう。またお気に入りのデザインなら、おしゃれ感覚で持つことができますね!
母子手帳にはいろいろな記録を残せますし、産前産後のさまざまな情報が凝縮されています。出産後も数年はお世話になるものなので、傷まないようにケースに入れて使用することをおすすめします。かけがえのないわが子の成長記録である母子手帳。お腹の中にいるときから、その記録は始まっています。大切に記録して、成長したお子さんにプレゼントにするのも素敵かもしれません!
(TEXT:津田 玲)
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