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夫「妹が離婚するから俺たちも離婚しよう」女の影はないけど…なぜ?理由を探ると、想像を超えた結末に

夫の妹夫婦がけんかをしたようです。義妹は私に、義弟は夫に相談してきました。私たちが話を聞くことで、少しでも彼らが落ち着いてくれるのなら……。そう思い、夫婦で親身に話を聞いていました。しかし、残念なことに義妹夫婦は離婚することになり……。

私は在宅仕事の合間を縫って、義妹とランチやお茶をしながら話を聞いていました。夫は仕事帰りに、一杯飲みながら義弟と話していたようです。少々頻繁なのが気になりましたが、目をつむっていました。

 

義妹の離婚話のはずが…夫から衝撃の提案が

1カ月後、夫の口から衝撃発言を聞くことになりました。
「妹が離婚することになったよ」
「そっか、残念だね……」

ふたりが別れるのは悲しいですが、これから彼らが良い方向に進んでくれたらいいなと思いました。夫も「離婚は悪いことじゃない、お互いのためにはそのほうがいいときもある」と話し、そうだよな〜と納得。ですが、次に夫の口から出た言葉に呆然となりました。
「いい機会だし、俺たちも離婚しよ」
「は?」

 

突然のことで冗談かと思いましたが、夫は本気のようです。私が何かしたのかと思いましたが、そうではないと言います。私なら自分がいなくても生きていけると思ったとだけ、と話す夫。

 

確かに、経済的には自立しています。そもそも恋愛がなくても生きていけるタイプの人間。それが、夫の思う私らしいです。「俺がいなくても、ひとりで楽しく暮らせる人だから……」そう言って、少し悲しそうに笑った夫。

 

そして、私が夫のことを好きじゃないと思うと言われ、がく然としました。ドラマや映画のような恋ではなかったけれど、夫に対して好きという感情は今もあります。なんでそんなことを言われるのか……目に涙がにじみました。

 

 

離婚理由に納得できない…最後に言われた“本音”は

「ねぇ、もしかして不倫してる?」思わず、口から出てしまいました。夫はムキになって否定しますが……。現在進行形で恋愛をしているからこそ、こんなことを言いだしたとしか思えなかったのです。今年に入って帰りが遅くなり、朝方に帰ってくることも。一体どこで、誰と何をしていたの? そう尋ねると、慌てたように義弟に聞いてくれと言いました。義弟と会っていたことは知っていますが、本当に彼とだけ会っていたのか……。

 

私には急なことでしたが、夫は今までずっと考えていたと言います。私はすこし時間をもらうことにし、この日は話を終わりにしました。前向きに検討すると夫に伝えましたが、なかなか決断できません。

 

離婚話が出てから、夫は家に寄りつかなくなりました。離婚したい理由がほかにもあるのではと思い、家に帰ってきていた夫に話しかけると「子どもができない」ことを挙げられました。子どもについては夫婦で話し合っておらず、不妊治療もしてもいないのに、簡単に片付ける夫に違和感を覚えました。不妊を理由に離婚を受け入れさせようとしているような気がします。

 

夫の気持ちは変わらないと思った私は、離婚を承諾。最後の最後に、嫌いではないけれど、結婚したときのような気持ちはないと言ってきた夫。無理に理由づけせず、最初からそれを言ってほしかったです……。

 

離婚理由を探ると、衝撃の事実が発覚!

自分がすべて悪いと認めている夫ですが、離婚したいなら最初から素直な気持ちを伝えてほしかったです。実は……離婚を切り出されて納得がいかなかった私は、いろいろと調べることに。義妹も同じ思いだったようで、彼女もいろいろと調べたようです。そこで、1本につながった糸。なんと夫と義弟は不倫関係にあり、計画的に離婚話を進めていたことが発覚したのです。いろいろなことが腑に落ちた私たちでしたが、モヤモヤした気持ちは残ったまま。

 

義妹が結婚し、義兄弟として出会った夫と義弟。人には言えない恋だったと思いますが、素直に話してもらえたら、私の中にふたりを応援する気持ちも芽生えたのではないかと思っています。だって、夫のことは好きですし、義弟も大切な家族でしたし。

 

最終的に彼らは私たちの前で関係をカミングアウトしました。誰が悪い、悪くないの話ではなく、こうなる運命だったのかもしれません。ふたりの幸せを願い、私は前を見て進んでいこうと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

本当の離婚理由を正直に伝えるのは難しかったかもしれませんが、素直に話していれば違う形の結末があったかもしれず……。離婚の理由を妻のせいにしたのは、不誠実に感じてしまいますよね。せめて元妻への謝罪をきちんとし、彼女が悪者にされないように配慮してほしいですね。

 

【取材時期:2025年1月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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