歩いていたら突然、怒鳴られ…
ある日、息子を連れて児童館へ行こうと歩いていたとき、近所に住むおばあさんに声をかけられました。特別親密なお付き合いがあるわけではないですが、お互いなんとなく家族構成は把握しているくらいの距離感の方です。
そのおばあさんがいきなり「この子は一人っ子か?」と聞いてきました。私はあいさつをして、「そうです」と答えると、おばあさんは「あんたら若者がもっと子どもを産んでくれないと、私らの年金が足りなくなる! もっと産め!」と怒鳴ってきたのです。
衝撃的な発言に、私は驚きすぎてあ然。私が困って言葉を詰まらせていると、「産め! もっと産め!」と畳みかけてきたおばあさん。あまりの勢いに身の危険を感じるほどでした。
そこに、たまたま50代くらいの男性が通りかかりました。男性は「かわいいお子さんですね」と私に声をかけた後、おばあさんに向かって「僕たちは未来を背負っていく若者に恥ずかしくない生きかたをしないといけませんね」と言ってくれたのです。
すると、おばあさんは何も言わずにどこかへ……。私がお礼を言うと、その男性は「気にしないようにね」とやさしく声をかけてくれて、ホッとして思わず涙が出そうになってしまいました。
男性が助けてくれなかったら、トラブルに発展していた可能性もあったかもしれません。男性のあたたかい対応に感謝した出来事でした。
著者:田中 有紀/30代・女性・パート。ひとり息子を育てる母。
イラスト:マキノ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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