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浮気相手と駆け落ちした夫「ただいま!」1年後に突然帰宅→娘にシカトされた結果、警察のお世話に!?

私は7歳の娘を育てる兼業主婦。私は小さいころから憧れていた専門職に就き、忙しくも充実した日々を過ごしています。本当は娘が低学年のうちは仕事をセーブしたいと思っていたのですが、出世意欲のない夫の収入だけでは家計が苦しく、フルタイムで働くことにしました。

共働きなので、せめて家事・育児を分担できればと思うのですが、夫は本当に何もしない人で、頼りになりません。そんな頼りにならない夫の姿を見ている娘は、とてもしっかりした子に育ち、積極的にお手伝いをしてくれるようになり……。

 

いつものように、仕事を終えて娘と夕飯の準備をしていると、珍しく夫が早く帰ってきました。すると、開口一番「俺、今週末出張になった!」と……。

 

夫の仕事は事務なので、これまで一度も出張なんて行ったことがありません。私がビックリしていると、本来行く予定だった方に不幸があったとのことで、夫はその代打のようです。

 

一瞬、納得しかけた私ですが、徐々に夫の発言が怪しくなってきて……。

 

 

夫は一体どこへ行くつもりなのか…?

「どこに出張に行くの?」
娘がそう聞くと、夫はドキッとしたような表情を浮かべました。

 

「えっとー、九州の……。あっいや、愛媛……だったかな」
しどろもどろな夫の言葉に娘はニッコリとして「お土産待ってるね」と、ひと言。この瞬間、私も娘も出張なんてウソだと気付きました。

 

実は最近、夫の行動が怪しいと思い始めていたのです。トイレに行くときもスマホを離さず、スマホカバーを手帳型に変えて、フィルムも覗き見防止のものに……。これは間違いなく不倫している! そう思った私は、探偵に依頼して出張に行くと言う夫を尾行してもらうことにしました。

 

 

真実の愛を見つけた夫

そして週末。数時間おきに探偵から連絡が入り、夫の行き先は家から車で2時間ほどの温泉地であることが判明。やはり若い女性と一緒でした。

 

出張なんてウソで、ただの不倫旅行だったというわけです。すでに夫への愛情は冷めきっていたので、私はショックを受けることもありませんでした。

 

さて、一体どうやって離婚を切り出そうか……そんなことを考えているうちに、あっという間に数日が経ち、夫が帰宅しました。

 

帰宅早々、夫は私に一通の手紙を差し出してきたのです。中身は、記入済みの離婚届。「真実の愛を見つけたから別れてほしい」と、鳥肌が立つようなことを夫が言ってきたので、私はよろこんで離婚に応じました。

 

夫は素直に自分の非を認め、慰謝料と養育費はしっかり払うと約束。こうして、夫は不倫相手のもとへと転がり込み、私たちの結婚生活はあっけなく終了……かと思いきや、離婚から1年ほど経ったある日、突然元夫がわが家にやってきたのです。

 

「ただいま! 1人で大変だっただろ?」
「俺、真実の愛に気づいたんだ。だから、もう一度やり直そう!」

 

 

変わり果てた姿で戻ってきた夫の末路

1年ぶりに会った元夫は、一瞬誰だかわからなかったくらい老け込んでいました。離婚後に数回、慰謝料と養育費が振り込まれ、その後、音沙汰がなくなっていた元夫。共通の友人からは、夫が保証人となり借りた借金を残して不倫相手が蒸発したと聞いていたので、楽な暮らしではないと思っていましたが、ここまでとは……。

 

元夫は必死に私や娘の気を惹こうと話しかけてきますが、娘はフルシカト。すると、元夫は明らかにイラついて、声を荒らげ……。ついに娘が耐えきれず「パパー!」と叫びました。

 

娘の言葉に、元夫の表情は一気に明るくなったのですが……。
部屋の奥からひとりの男性が登場すると、元夫は「お前、誰だよ!」と、険しい顔つきに変わりました。実はその男性は、今の夫で娘のパパなのです。

 

てっきり娘が自分のことを呼んだと思った元夫は、私が再婚したとわかると、「再婚なんて聞いていない! 今すぐ別れて俺と再婚しろ!」などと無茶なことを言い、物に当たり出しました。イスをひっくり返したり、物を投げたり暴れはじめたので、警察を呼びました。

 

ほどなくして警察官が到着し、元夫はそのまま連行。それ以来、元夫の顔を見ることはなく、今はどこで何をしているのか知りません。私も、元夫と同じように「真実の愛」を見つけたので、これからはこの愛を大事に育んでいこうと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

家のことも手伝わず、収入面でも妻に負担をかけ、不倫までしていたとは、元夫はずいぶん勝手ですね。せめて、娘に対しては愛情と責任を持って育児には参加してほしかったですが、それすらも……。いっときの欲求に身を任せて、家族を捨てるなど、夫としても父としても許されない行為です。娘に無視されても仕方がありません。妻と娘には、新しい家族と幸せに暮らしていってほしいですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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