あれ…?どこで終わる!?
家のドアを開けると息子に続いて「こんにちは!」と元気よく友だちが入ってきました。インターホンのカメラで息子の後ろに映っていた友だちは2人だったので、3人で遊ぶのだと思い込んでいた私。
しかし、玄関から次々と友だちが入ってくるではありませんか! なかなか終わりが見えません……。
この時点で訪れた友だちは10人ほどで、家の中はかなりにぎやかに。わが家はマンションなので、私はご近所への配慮から外で遊ぶことを提案しようかと思いましたが、みんな「おじゃましまーす!」と楽しそうに入ってくるため言えずにいました。
どんどんカオスな状態に!
そのあとも時間を置いてどんどん増える息子の友だち。最終的には男女20人くらいの友だちが訪れ、玄関は靴で溢れました。
2LDKの小さなわが家では全員一緒に遊ぶことはできないので、カードゲームをする子、テレビを見る子など、それぞれグループに分かれて楽しんでいる様子。
しかし、そのうち喧嘩して泣き叫ぶ子や、家の中でかくれんぼする子も現れ、家の中はカオスな状態に……。私も子どもたちに話しかけられたり、喧嘩の仲裁に入ったり、慌ただしくしていました。
息子は楽しそうにしていましたが、このままでは近所迷惑になると思い、1時間ほど経ったころ私は子どもたちに「かくれんぼは外でやったほうが楽しいんじゃない?」と提案。
すると、みんな部屋遊びに満足したのかすんなり納得し、外へ遊びに行ったのでした。
夕飯時、息子に「なぜあんなにたくさんの友だちが家に来たの?」と尋ねると、息子が全員を家に誘った訳ではなく、友だちが友だちを誘った結果、うちに集合するかたちになってしまったよう。
息子とは、「急に大勢の友だちが来るのはママもご近所さんも驚くから、家に友だちを誘うときには『何人で遊ぼう』と友だちと話し合って、それをママに教えてね」と約束しました。
著者:田中さくら/40代女性。2013年、2017年生まれの息子たちのママ。バリスタとしてカフェに勤務。キャンプ、おいしいコーヒーの追求、筋トレが趣味。また、自然の中で外ごはんを食べるのが大好き。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)