驚きのトンカツ
ある日の夕食に、義母はトンカツを作ってくれました。
いつも通りダイニングに行くと、薄い色をしたトンカツが並べられていました。色の薄さからして、明らかに揚げ足りない様子。けれども作ってもらっている身なので何も言えず、もしかしてこれでも火が通っているのかもしれないと思い、恐る恐る1口食べてみました。するとやはり中身はほんのり赤い色をしていて、揚げ足りない感じがしたのです。義母も義父も夫も普通に食べていることに驚きつつ、「中が赤い」と言い出せず、なんとか私は食べることにしました。
別の日は、お水用のコップがとてもホコリっぽい日がありました。指でなぞると字を書けるくらいでした。いつから、どこに放置されていたコップなんだろうかと思わず心のなかで突っ込んでいました。
食事に関しては何かと気になることが多い義実家。キッチンに私が立つことを義母に嫌がられるのですが、何とかして私も食事に関わろうと、義母が食事を作るときに手伝いたいと声をかけるようにしました。最初はやはり明らかに嫌がられ、「邪魔よ」「遅いわね」など小言もたくさん言われました。しかし慣れてくると戦力に思ってくれるようになったのか、やがて揚げ物となると私が担当するように。お皿洗いも私が担当することになり、以後、コップを含め食器はすべてきれいな状態を保っています。同居生活は驚くことが多いですが、今後も積極的に家事などに関わって、改善できるところは改善していこうと思います。
著者:岩城花/20代女性/8カ月の娘を育てる母。結婚1年目。義両親と同居中の専業主婦。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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