小声なのにうるさいと言われ…
私たちに言っているようですが、息子はうどんに夢中だし、娘は隣の私に聞こえるかくらいの小声でおままごとをしていたので、なぜそんなことを言われるのか不思議でした。納得がいかない中、娘に小さな声で話すようにうながし、娘とはささやくような声で会話をしていました。しかし、「その子のごっこ遊びの声、耳障りなのでやめてください」と女性が怪訝そうな顔で言ってきます。モヤモヤしましたが、「失礼しました」と夫が返し、折り紙で遊ぶことに。
ところが、食事が終わった隣の席の男の子たちは音を出して3人でゲームを始めました。ゲーム音と店中に聞こえるほどの男の子たちの声に、周囲はその家族をチラチラ見始めます。数分すると見かねた夫が家族に近づき、「お子さんたちのゲーム音ですが、もう少し音量を下げてくれますか。迷惑になってますよ」と注意しました。母親である女性が慌てて「ほら、ゲームやめて」と子どもに声をかけますが、子どもたちは各々ゲームに夢中で気づきません。すると父親の男性が「おい! ゲーム取り上げるぞ」と大声で言うと3人はようやくゲーム機を下ろしました。男性の大声は店中に響き渡り、お客さんたちが一斉に男性に注目。男性は赤面し、ばつが悪くなったのか、「行くぞ」と言うとその家族はすごすごと店をあとにしたのでした。
会計のとき、店員さんから「ゲームの音が他のお客様にも迷惑になっていたので、助かりました」と声をかけられました。普段は穏やかな夫ですが、娘のおままごとをうるさいと言われて、つい言い返したくなったとか。他人になにか意見するときは、自分の身の回りが正せているか、もう一度見直すべきだなと思った出来事でした。
著者:安藤由美香/30代・ライター。おおらかな10歳の息子と完璧主義の6歳の娘の母。アクティブな夫と黒柴わんこと共に、にぎやかな日々を過ごしている。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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