衝撃的な発言をした彼氏
20代前半のとき、当時交際していた男性とプールに行く約束をしました。しかし、プールに行く日の2日前に予定より早く生理がきてしまい、私は彼に事情を説明。すると、彼は「生理って止められないの? 薬を飲めば止まるんだよね?」と言ってきたのです。
私は彼氏の発言に衝撃を受けながらも、低用量ピルを飲めば生理日をずらすことはできるが、現在進行中の生理を止めることは不可能であること、また、低用量ピルには副作用もあるため、私は飲みたくないと思っているということを説明しました。
生理中に性行為を迫られ…
また、別の男性とお付き合いした際も、生理について衝撃発言をされたことがあります。
生理中にもかかわらず、彼が性行為を迫ってきたため、私は「生理中は衛生的にもよくないからしたくない」と断りました。すると彼は、「俺は気にしないよ! むしろ、ヤッたほうが生理が早く終わるからさ、いいじゃん!」と発言。
どういう意味かわからず説明を求めると、「性行為により腟内の経血を外に押し出せるため、生理が早く終わる」というトンデモ理論を口にしたのです。そういった理論をネットで検索し、医学的根拠がないことを確認。彼に「そんな理論信じないで!」と怒りました。
同僚男性の発言にも驚愕
さらに、会社の同僚男性からも、生理を理解していない発言をされた経験があります。
生理2日目のある日、私は会社で貧血のような状態になってしまいました。同僚の男性に「体調悪いの?」と声をかけられたため、生理であることを説明すると、「でも、生理ってかすり傷程度の血でしょ? 貧血になんてなるの?」とのこと。
私が「人にもよるけど、生理の血はそんな少なくないよ!」と言うと、同僚はとてもびっくりしていたのでした。
男性は生理を経験することがないため、何が正しくて何が間違っているのか、判断することが難しいのでしょう。誤解してしまうのも仕方がないのかもしれませんが、できる限り正しい知識を身につけてほしいと思ってしまいます。
著者:宮田しほり/30代女性・2019年、2022年生まれの男の子2人を育てるママ。おでかけ情報や女性向けの情報を扱うライターとして活動。自身の経験をもとに、女性の人生が楽しくなるような記事の執筆を心がけている。
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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