不機嫌な夫に唖然…。
薬をもらった日の夕食後、私がお風呂から出ると「娘ちゃんは薬飲ませて寝かしつけしたよ!」と言う夫。次の日のゴミ出しなども済ませてくれていたので、私は夫にお礼を言い、しばらくして就寝しました。
しかし次の日の朝、娘の顔を見た私はびっくり! 娘の顔が全体的に赤く腫れていたのです。慌ててパジャマをめくると、腕や足にもじんましんが出ていました。娘は目をこすっている程度でかゆがっている様子はありませんでしたが、心配で仕方がありません。病院で診てもらおうにも、前日に受診した小児科は休診日。他の病院を探しながらじんましんの原因を考えました。そのときふと、薬の説明書に『じんましんなどの症状が出たら……』という文面があったことを思い出したのです。
私は文章の続きを確認するため、すぐに説明書を取りに行きました。しかし、説明書を片づけたはずの棚にあったのは、輪ゴムでまとめられた薬だけ。説明書と、薬が入っていた外袋はなくなっていました。そこに「どうしたの?」と起きてきた夫。私は「ここにあった薬の説明書知らない? 外袋もないんだけど!」と尋ねました。すると夫は、「あー、昨日薬飲ませるときに全部破って捨てた」と言うのです。私はすぐにゴミ箱を見ましたが、その日は可燃ゴミの日。昨晩の内にゴミはまとめてもう出してあり、ゴミ箱は空っぽでした。「薬の名前も、薬に関係した症状なのかもわからない……」と思考停止する私。そんな私に夫は「は? なんか文句ある? あんなの置いてあっても邪魔なだけじゃん。むしろゴミ捨てをしたことに感謝してよ」と不機嫌そうに言ってきました。しかし、私が夫に今の状況を説明すると顔色を変えて娘に駆け寄り、「え? 薬のせいなのか?」と尋ねてきたのです。私は「それがわからないから困っているの!」と夫にブチ切れました。
その後、開いていた小児科を受診。幸いなことにお薬手帳があったので、前日の夕飯を書き出したメモと一緒に病院に持参しました。娘はやはり薬が原因のアレルギー反応だろうと診断され、塗り薬をもらい帰宅することに。その日のうちにじんましんは落ち着きひと安心。私は夫に「もしものときにすぐ確認できないと困るでしょ! なんでも勝手に捨てるな!」と怒りました。夫は反省した様子で「ごめんなさい」と謝ってくれたのでした。
お薬手帳がなかったらと思うと、今でもゾッとします。夫は薬の説明書を読まなくても大丈夫だろうと思い、読まなかったそう。しかし今回の一件で、説明書類の必要性を実感し、きちんと目を通してくれるようになりました。書類などは増えていく一方でつい処分したくなりますが、わが家では本当に必要がなくなるまでは保管しておくようになりました。
著者:坂井みさき/20代・主婦。絵本とお絵描きが好きな、1歳の自己主張強めな女の子を育てるママ。日々の楽しみは、娘を寝かしつけたあとで夫と甘い物を食べながらテレビを見ること。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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