花粉症の私
私は花粉症がひどく、春は毎日欠かさず薬を飲んでいます。それでも夜中にくしゃみが止まらず、なかなか寝つけないことも。
そんな私を気づかって、夫や子どもは花粉を家に持ち込まないように、帰宅後は玄関先で服を脱いですぐにお風呂に入るなど、花粉対策に協力してくれます。
お風呂を待っていた夫は…
そんなある日の夜、夫が帰宅すると長女がちょうどお風呂に入っており、順番待ち状態に。私は「部屋に入っていいよ!」と言ったのですが、夫は「花粉を持ち込むわけにはいかない」と、玄関から動きません。
ただ、それから30分経っても、長風呂の長女はお風呂から上がらず……。すると、玄関から大きな地響きのような音が。「何だろう!?」と思い玄関に行くと、そこには下着姿で横たわり、大いびきをかいて寝ている夫がいたのです! どうやら待ち疲れて寝てしまったよう。私は思わず大笑いしてしまったのでした。
夫のやさしさが心にしみた出来事でした。長女の長風呂は困ったものですが、おかげでわが家の忘れられない笑い話がまた1つ増えました。
著者:大野肉美/40代女性・2015年、2019年生まれの女の子を持つ母。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。
作画:七瀬はるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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