仕事中心の生活をしていたら…
病院で働くことが夢だった私。医療事務になりたてのころは、とにかく仕事を頑張ろうと意気込んでいました。休日に友だちと遊んでいても次の日の仕事が気になり、心が休まらないこともしばしば。
自分のしたい仕事とはいえ、知らないうちにストレスが溜まっていたのでしょう。気がつくと、いつも予定通りにくる生理が、1カ月以上も遅れていることに気づきました。
医師からもらったアドバイスは?
生理がきていないことに気がついてからは、「何か悪い病気なのではないか?」「このまま生理がこなかったらどうしよう」と不安な気持ちに。さすがに仕事を休んででも病院に行こうと思い、勇気を出して近所の婦人科を予約しました。
検査をしたところ、病気ではないとのこと。先生からは「ストレスで生理が遅れてしまうことがある」と言われ、生理が遅れてしまったのもストレスのせいだろうとのことでした。このときは生理を起こす薬を処方してもらい、「体もだけど、心を休ませることを優先してね」とのアドバイスをもらって、家に帰ったのでした。
なるべくストレスを溜めないよう気をつけていますが、今でも仕事を詰め込み過ぎて、心身がパンクしそうになることがあります。そんなときには、仕事のことは忘れ、素の自分でいられるような時間を持つようにしています。
社会人として仕事に責任を持つことは大切ですが、生理がこなくなるほど自分を追い込むことはせず、心を休ませる時間も重要だと感じた出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※正常の生理周期日数は、25~38日と定義されています。3カ月たっても生理がこない場合は、放置せず婦人科で相談するようにしましょう。
著者:石井せつ子/30代女性・20年以上、医療事務として勤務中。バセドウ病や子宮内膜症を患い、自身のエピソードが誰かの励みになればと思い発信している。趣味は、彼と一緒にプロレス観戦!
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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