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「信じられない」セクハラ問題で保育士と保護者が退園→数カ月後…保育園で想像を絶する光景が! #これって保育士の仕事なの? 最終話

「これって保育士の仕事なの?」最終話。保育士として熱心に仕事に取り組む原先生。しかし、園長と理事長が住むお寺の雑事や、理事長が出馬する選挙の応援など、明らかに本来の業務の範疇を超えた仕事を押しつけられています。そんな状況に耐えかねた原先生は退職を決意。限界を感じていたのは原先生だけでなく、12人もの先生が年度末で退職する事態に発展します。後日、保護者から相談を受けた役所の職員が園に来訪し、驚きの実情が明らかに……。
役所の職員に促され急遽開催された保護者説明会では、園長の口から次々と衝撃的な内容が発表されます。「保育士が一斉退職すること」「来年度は保育可能な園児の人数に制限をかけること」「受け入れできない園児は転園してもらうこと」など、保護者にとってはまさに寝耳に水。動揺が広がるなか、保育士の一斉退職の理由が、不当な労働環境や理事長からのセクハラであることも発覚します。そんな状況に陥ってもなお「今までこんなことなかったのに」と言い訳を重ねる園長先生。保護者と保育士の困惑する姿にようやく謝罪の言葉を口にするのでした。

来春に向けての転園先に悩む保護者たちは、保育士たちに同情しながらも、園長先生や理事長には憤りを感じているようです。

新しい道へ進む園児と保育士たち

これって保育士の仕事なの?/たぷりく

 

これって保育士の仕事なの?/たぷりく

 

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これって保育士の仕事なの?/たぷりく

 

なんとか3月には子どもたちをほかの園へ送り出し、新たな地で働き始める保育士たち。
他園に転職した保育士たちもそれぞれの職場環境に満足しているようです。

一方で、多くの保育士が退職し、悪い評判が広まったことにより子どもも残らなかった保育園は、閉園に追い込まれたのでした……。


保育園が迎えた結末は残念でなりませんが、原先生をはじめとした保育士が園児たちのために最後まで奔走し、新しい園で生き生きと保育に取り組む姿に、心が救われた方も多いのではないでしょうか。

 

本来なら子どもたちが保育士と安心して笑顔で過ごせる場所であるはずの保育園。不当な労働環境やセクハラなどの問題によって閉園に追い込まれるなど、あってはならないことです。
改めて、保育園における労働環境の見直しやハラスメント対策が重要であると感じさせられました。


原先生たちの今後の活躍を祈ると同時に、子どもたちが安心して成長できる環境が広がることを願います。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターたぷりく

    4人きょうだいを子育て奮闘中の元保育士ママ。保育園や育児の体験談マンガでママの心を掴み、Instagramではフォロワー約7.9万人と人気(2022年10月時点)。

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