自分の娘・ユキエちゃんを使って「ハルさんはいじめっ子」というデマを流したり、ほかのママ友と衝突するたびに、そのママ友の子どもとは遊ばないよう、ユキエちゃんの交友関係を制限したり……。
フユミさんのあまりにも身勝手な行動に愛想を尽かせた雪彦さんとユキエちゃんは、フユミさんと離れて暮らすことを選択します。家族も仕事もすべてを失ってしまったフユミさんは、姿をくらませたのでした。
そんな矢先、ハルさんの周辺では悪質な嫌がらせが多発。犯人がフユミさんだとを悟ったハルさんは話し合いでの解決を試みますが、嫌がらせはさらにエスカレート。
ある日、自宅に無断侵入し悪さをしているフユミさんを見つけたハルさん。すぐさまフユミさんの家族に連絡しますが、駆けつけてくれたユキエちゃんと義母に悪態をついたことで、娘から見限られてしまいました。
ハルさんに「本当にこれで終わりでいいの?」と諭されたフユミさんはユキエちゃんを追いかけますが、すでに去ってしまったあと。フユミさんは、「今まで楽勝人生だったのに、30歳を過ぎてからどうしてうまくいかないの? どうしてみんな私の邪魔をするのよ!?」と嘆きます。
うまくいかないのは、誰のせいでもなく…
心配して追いかけてきたハルさんに「運に見放された私を笑いに来たの? いい趣味してるわ!」とイライラをぶつけるフユミさん。
「運のいいハルちゃんにはわかんないわよ!」と声を荒らげますが、すべては自分が蒔いた種。
ハルさんから「全部フユミさん自身のせいでしょ?」とはっきり言われてもなおピンときていないようですが、ハルさんは行き先のないフユミさんを放っておくことができません。結局、自宅に泊まるよう仕方なく促すのでした。
フユミさんの状況は、まさに「自業自得」という言葉が当てはまりますね。周囲の忠告にも耳を貸さず、自身の言動を省みることなく、運のせいにしたり他者を攻撃したりする態度は、事態を悪化させるばかりです。
まわりのせいにして逃げるのは簡単ですが、それでは何も変わりません。本当にフユミさんが仕事や家族を失って後悔しているのであれば、今回の失敗から学びを得て、自分を変えるきっかけにしてほしいですね。
つきママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。