発車時刻に間に合う!?エレベーターが大混雑で…
夫は仕事の関係で後から合流する予定になっており、わが家はベビーカーに乗った子どもと私の2人。階段で行くことも考えましたが、荷物が多すぎて難しいと断念しました。焦りながらも長い列に並んでいると、ようやくエレベーターが到着。次々と人が乗っていき、最後にベビーカー1台なら入れそう……でも私が乗れるスペースがないかもという状況に。
どうしよう……と思ったとき、家族連れのお父さんが「オレ、階段でホームへ行ってるね」とエレベーターから出ました。すると、別のご家族のお父さんたちも「オレも階段で行く」と続き、スペースを空けてくださいました。
これまでエレベーターを譲っていただいた経験がなく、乗れない場合は見送ることがほとんどで……本当にうれしかったです。私と子ども、そして後ろに並んでいた方も乗ることができ、新幹線にも間に合いました。子育てしづらい社会だと感じる瞬間も多い中で、まだまだ捨てたものじゃないなと胸が熱くなりました。
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先に行動してくれたお父さんのおかげで、連鎖的に助け合いが生まれました。一番先に行動するのは勇気がいりますが、心に余裕があるときには、人助けのための小さな一歩を踏み出したいですね。
著者:中川みく/20代 女性・主婦。1歳半の男の子を育てる母。趣味は編み物と刺しゅう。
イラスト:あやこさん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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