子どもが1歳を過ぎ、自身で歩き出すようになると、寒い時期だとしても公園に連れていく機会が多くなるのではないでしょうか。わが家の場合、子どもが歩き出す前はベビーカーに乗せていたので、上着を着せて寒そうであれば毛布をかけて……と対処していましたが、自身で歩き出すとそうもいきません。
なるべく暖かい格好をさせて外出しなければと思い、購入するグッズもかなりこだわっていたのですが、そのこだわりが実はいらなかったかも……? と最近思うのです。
「毛100%」のこだわり、いらなかったかも?!
毛100%素材のセーターのほうがアクリル素材のセーターより暖かい、毛100%素材のセーターのほうが毛玉が立たなくていい、などの情報が私の頭にはあったため、冬の子ども服を探す際も毛100%のものを探していました。
わたしがなるべく安価に手に入れるために安いショップを中心に探していた影響も大きいのですが、なかなか子ども服で毛100%のセーターを見つけることができませんでした。
ほとんどがアクリル100%かアクリル配合です。なんとか毛100%見つけて購入したものの、買ってからアクリル素材のほうが便利だったかも?! と感じたのです。
アクリル素材はジャブジャブ洗えた!
大人になると毛100%のセーターは何度か着たあとに手洗いなどで洗濯すればいいのですが、子ども服となると一度着たら洗濯は必須です。特に公園に連れて行くと砂場で砂だらけ、すべり台で汚れる……などなど、多くの場合汚れてしまうからです。
その点、アクリル素材のセーターはジャブジャブ洗えて利用しやすいと感じました。しかも1歳くらいだと成長が著しいので、今年買った服は、来年にはほとんど着られません。つまり、あまり毛玉の心配をしなくていいということ。「毛100%」にこだわる必要はなかったかも? と、このとき思ったのでした。
小物へのこだわりも、いらなかった?!
「毛100%」素材へのこだわりのほかに、私がいらなかったかもと感じるのは、小物へのこだわりです。毛糸の帽子や手袋なども暖かくするのに欠かせない冬のアイテムですが、手袋をして公園で遊ばせることはあまりなく、毛糸の帽子も遊んでいるうちに邪魔になったり、汗をかいてすぐ脱いでしまったりと、公園遊びではあまり活躍してくれませんでした。
まだ1歳くらいでは、寒いなか公園に行く機会が多いからといって、神経質になって小物を揃える必要はないかなと思いました。
子どもの体温は大人より高いといわれています。また公園遊びなどでは動いている分、汗もかきます。最初からしっかりと厚着させるより、汗をかいたらすぐに着替えさせる、寒くなったときにすぐ上着を追加できるように用意しておく、というような臨機応変に対応のほうが大切だと思いました。わが子に寒い思いをさせてはいけないと思い、衣類の素材や防寒グッズを細かく揃えたりすることに、ちょっとこだわりすぎていたかなと感じています。