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「こんにちは」わが家の庭の柵に身を乗り出す見知らぬ男性…「怖い…どうしよう…!」すると思わぬ展開に!

庭で息子と過ごしていると知らない高齢の男性が近づいてきました。なかなか帰ろうとせず、私は困ってしまいました。

 

高齢の男性が息子に急接近! なんだか怖い!

ある日の夕方、家の庭で2歳の息子と鉢植えに水をやっていました。わが家はアパートの1階で、庭と言っても、小さな庭で、柵がついています。通りがかりの高齢の男性「こんにちは」と話しかけてきました。

 

私たちが「こんにちは」と返すと、男性は庭の柵から身を乗り出し、体の上半身がうちの庭に入っている状態で、息子に「かわいいね」と言って頭を撫でてきたのです。男性の行動に、私はびっくりして少し怖くなってしまいました。

 

困っていた私を助けてくれたのは?!

しばらく会話をしていたのですが、辺りも暗くなり始め……。私は早く家に入りたかったので息子に「そろそろごはんにしようか〜」などと言い、少しずつ男性から離れようとしていました。

 

しかし、男性の話は終わらず。私はどうしようかと困ってしまいました。すると息子が、急に男性に向かって「バイバイ!」「バイバイ!」と大きな声で言い始めたのです。すると男性は「ああ、バイバイだね〜。じゃあね」と笑顔で立ち去っていきました。

 

息子はまだ、単語を少し話すくらいですし、人見知りもします。それなのに私を助けるかのような言動にびっくりしてしまいました。

 

 

その夜、帰ってきた夫に男性の特徴を話すと「それは、あの家のお爺さんだね」と。「あの家」とは近所にあり、たまに男の人が大声で叫んだり、家の玄関を怒鳴りながらダンダンと叩いたりする音が聞こえる家です。

 

行政などのいろいろな方が訪問されており、地域で見守っているお宅のようです。あの男性が当事者なのかはわかりませんが、改めて穏便に別れることができてよかったと思いました。

 

私も息子を見習って、相手に嫌な思いをさせず、会話を切り上げる方法を身につけたいと思いました。そしてもし、本当に危険な人が近づいてきたときは、迷わず家に入ろうと思った出来事でした。

 

著者:本宮りんこ/40代女性/2022年生まれの男の子ママ。高齢出産で体力ゼロの状態から息子に育ててもらっている。いつか体力をつけて元気になりたいアラフォーママ。児童養護施設で10年働き、現在は在宅ワーク。物語を読むのが癒やし。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

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