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魚のパックをギューっと押しながら進んでいる長男の友だち「店員さん呼ぼうか…」親子の悲惨な結末とは

ある日、保育園に6歳の長男、4歳の長女、2歳の次女を迎えに行った帰りに、スーパーで夕食の買い物をすることに。すると、同じ保育園に通っているAくん親子を発見。そこでAくんの信じられない行動を目撃して……。

 

長男のお友だちの行動にあ然

長男が6歳、長女が4歳、次女が2歳のころのお話です。3人を保育園に迎えに行ったあと、近所のスーパーへ買い物に行きました。次女をカートに乗せ、長男と長女はカートの両脇を歩いてくれます。

 

「今日の晩ごはんは惣菜にしようか。パパの分も買って帰ってあげようね」など話をしながら店内を回っていると、「あ、Aくんだ。同じ保育園の子だよ」と言う長男。Aくんは長男と長女の間のクラスの子で、ときどき一緒に園庭で遊んでいるそう。とはいえ恥ずかしがり屋の長男は、Aくんに声はかけずに目で追っていました。Aくんはお母さんと一緒に買い物に来ていて、お母さんはカートを押して買い物に夢中。そのうしろをAくんがついて行っていました。

 

Aくん親子が鮮魚コーナーに見える中、私たちは近くの惣菜コーナーに到着。子どもたちと惣菜を選んでいると、長男が「あ!」と言うのです。「どうしたの?」と聞くと、「さっきAくんが、お魚指でギューってしてた!」と焦った表情をしながらも、小さな声で教えてくれました。まさかと思い見てみると、カートを押すお母さんの後ろをついて行きながら、魚の入ったパックをAくんは上から指で押さえていたのです。それも1つや2つではなく、ゆっくり商品を見ながら進むお母さんのスピードに合わせ、チラチラとお母さんのほうを確認しながら、並んでいるパックのほとんどへ楽しそうにいたずらしています。


Aくんの行動にお母さんはまったく気づいていません。鮮魚コーナーを進むと肉類が並ぶコーナーが……。このままではいけないと思い、直接Aくんママに言おうか悩みましたが、店員さんを呼び注意してもらうことに。

 

店員さんがお母さんにやさしく声をかけてくれましたが、お母さんは怒り心頭のよう。Aくんをこっぴどく叱っていました。しかし泣きながらも「ごめんなさい」と言う声が聞こえてきたので、もうすることはないだろうと私は一安心。その後レジですれ違った際、たくさんの魚を買っているAくん親子を見かけました。

 

私も買い物に行くと「長男と長女はいい子にして、ついてきてくれている」と思い、買い物に夢中になることがあります。私の知らないところでいたずらしていたなんてことにならないよう、まだまだ目が離せないなと改めて思った出来事でした。
 

 

著者:下野香月/30代・ライター。面倒見のいい6歳の長男と、ひょうきんな4歳の長女、甘えじょうずな2歳の次女を育てている元保育士ママ。在宅勤務を目指しスキルアップ中。日々子どもたちに癒やされながら、忙しくにぎやかな毎日を送る。

 

作画:ひのっしー

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)

 

 

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