「な、なぜ…?」元職場に私を訪ねてきた女性→私が退職していたことに驚く彼女は一体!? #夫を捨てます 12
「私、夫を捨てます。」第12話。デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。夫から育児や家事について罵倒される生活から脱却したいみゆきさんは、育休から復帰するために、保活に励みますが、努力もむなしく認可保育園の選考に落選……。
仕事を諦めたくないみゆきさんは、認可外保育園への入園を夫に相談しますが、夫は提案を却下するだけでなく、みゆきさんの仕事や育児、家事のすべてを否定。結局みゆきさんは職場を退職し、夫に怯えながら暮らすようになります。
さらに、夫にカードや通帳、現金など全財産を取り上げられ、家事のクオリティ次第で給料を出すと言われます。十分な生活費をもらえず、自由に使えるお金がないみゆきさんはママ友とランチすることもできません。
夫が導入した、みゆきさんの育児や家事に対する理不尽な給料システムを受け入れ、約1カ月。どう頑張っても生活費が足りず、節約料理を作ると夫に「努力が足りない」と怒られてしまいます。みゆきさんは、そんな毎日に心がどんどんすり減っていくのでした……。
妻の元職場を訪れた、ある人物
一方、みゆきさんの元職場では……。








みゆきさんの幼馴染で、フリーデザイナーのももこさん。
仕事でみゆきさんの元職場であるデザイン事務所を訪れたももこさんは、みゆきさんの元上司にみゆきさんはいるかと尋ねます。
「先月で退職したのよ」
上司からみゆきさんが退職したことを聞いて驚くももこさん。元上司からの「ちょっと様子がおかしかった」という言葉に引っかかり、不安そうな表情を浮かべるのでした。
幼稚園から大学まで一緒に過ごしてきた幼馴染の退職を知り、退職の詳しい理由もわからないとなれば、心配になるのも当然です。上司や幼馴染、みゆきさんのことを心配している人がいるということを、みゆきさんが知ることができれば、それはみゆきさんにとって救いになるのではないでしょうか。違和感を察知した幼馴染が、みゆきさんに会いに行くなど、何か行動を起こしてくれると良いですね。
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