謎の紙袋が
結婚記念日にレストランを予約した私たち。レストランへは夫と一緒に向かう予定でしたが、夫から「仕事が長引きそうだから、先に行っていて」と連絡がありました。「仕事なら仕方ない」と思いひとりで先にレストランへ向かい、夫は後からくることを伝えて席に案内してもらうと……。
テーブルの上には、見覚えのある紙袋が。開けてみると、私がずっと欲しいと言っていたアクセサリーが入っていました。「まさかのサプライズ!?」と思っていると、店員さんが「〇〇さま(夫)からです」とひと言。驚きましたが、夫の粋な演出にうれしくなりました。
それもサプライズ…じゃないよね?
うれしい気持ちのまま夫を待つことにしましたが、夫は……いつまで経ってもレストランにやってきません。「何かあったのかな?」「これも何かのサプライズとかじゃないよね?」と思い電話をしてみると、焦った声で「ごめん! 道を間違えて全然違うところにきちゃった!」と。
まさかの言葉に思わず笑ってしまいました。結局、夫は遠回りしながらもなんとか到着。サプライズの感謝を伝え、その後は2人で楽しい時間を過ごしました。
夫のおっちょこちょいなところに笑いながらも、サプライズを計画してくれた夫に感謝しています。そして、次は私も何か夫にサプライズできたらな……と考えています。
著者:土田瑛美/30代女性・結婚5年目の主婦。家では、日々のちょっとした出来事に笑顔を忘れず、温かい家庭を築くタイプ。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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