三村さんと高見さんが話した習い事事情が気になるハルミさん。「しばらく考えてないかなぁ」と話した小山さんを思い出しながら、出遅れたと感じ検索を始めます。そのとき「この住宅で浮かないように今から考えなくちゃ!」とここでも虚栄心が動きます。
すると、夫が帰宅。残業続きの夫を気遣い「何か食べる?」と声をかけるハルミさんでしたが、本音は「夕飯も用意しなくていいし、残業代ももらえるから大歓迎」と思うのでした。そんなことを考えながら、ハルミさんはコウキくんの習い事について夫に相談します。夫は少し渋ったものの「ハルミに任せるよ」と言うのでした。
やっぱり私は追いつけない?ママ友のお受験発言に絶句!
夫から習い事の許可が出たので、高見さんと三村さんと同じ英語教室にコウキくんを通わせることに。子どもたちが習い事の間、3人でお茶をしていると「最近すごく素敵になった気がするわ」「なんだかおしゃれな感じ」とハルミさんを褒める高見さんと三村さん。この発言に優越感を感じいい気分になったハルミさんは2人に「子どもにいくつ習い事させてるの?」と問いかけます。すると高見さんと三村さんはそれぞれに習い事を並べ、「やっぱり1つだけではだめなのね」と一気に落ち込むハルミさん。
すると三村さんが高見さんに「塾」の話題を振り、習い事じゃなくて「塾」?とポカンとするハルミさん。すると高見さんはお受験経験者であり、長女が附属小学校に通っていると言い、三村さんもリサちゃんに小学校受験をさせようと考えていると話します。そのため、お受験経験者である高見さんに話を聞いていると言うのです。
まさかの「小学校受験」発言に衝撃を受けるハルミさん。「この住宅にはお受験をさせる親がいるのが普通なのね……」と考えるハルミさん。そして「わが家も受験させたほうがいいのかしら」と焦せり始めるのでした。
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英語教室にお受験と周りに振り回されるハルミさん。「この住宅」と頭を過ぎるハルミさんですが、高級住宅街に住む自分に縛られすぎているように感じてしまいます。無理に高級住宅地に合わせなくても、家族が楽しく暮らせることの方が大事だということに気づいて欲しいですね。
音坂ミミコさんの連載は、ブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。