夫から習い事の許可が出たので、高見さんと三村さんと同じ英語教室にコウキくんを通わせることに。子どもたちが習い事の間、3人はお茶をすることに。ハルミさんは2人「子どもにいくつ習い事させてるの?」と問いかけます。すると高見さんと三村さんはそれぞれに習い事を並べ、「やっぱり1つだけではだめなのね」と落ち込むハルミさん。
すると三村さんが高見さんに「塾」の話題を振ります。習い事じゃなくて「塾」?とポカンとするハルミさん。すると高見さんは長女がお受験経験者で、三村さんもリサちゃんに小学校受験をさせようと考えていると話します。
まさかの「小学校受験」発言に衝撃を受けるハルミさん。「この住宅にはお受験をさせる親がいるのが普通なのね……」と考えるハルミさん。そして「わが家も受験させたほうがいいのかしら」と焦せり始めるのでした。
お受験をするなら……。焦る私は!
英語教室にお迎えに行くと、あからさまに元気のないコウキくんの姿が。英語教室の時間、ずっと下を向いていたと聞き「初めての習い事だもん緊張するよね」と思うのでした。
帰宅後、「英語の宿題しないと!」とお絵描きに夢中なコウキくんを煽るハルミさん。「小学校受験をするなら今のうちから勉強する習慣をつけなくちゃ」と高見さんと三村さんに刺激され受験を意識し始めます。しぶしぶ勉強の準備をするコウキくんをせかしながら「月謝だって結構高いんだから……」「その分コウキには身につけてもらわないと」とお金の心配と元をとらなければと考えるのでした。
◇ ◇ ◇
元気のないコウキくんを心配せず、また「どうだった?」と声もかけずに、お受験を意識し自分の気持ちを優先するハルミさん。コウキくんが楽しんで英語教室に通うことが第一だと思うのですが……。お受験や月謝のことを気にする前に、初めての習い事で緊張したコウキくんに寄り添って欲しいですね。
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