久しぶりに長男と2人でお出かけ
ある日、たまたま3歳・2歳・0歳の下の子たちを母に預けられることになったので、6歳の長男と2人で串揚げバイキングへ行くことになりました。
4人の子どもを連れて行くのが難しい串揚げバイキング。普段はなかなか行けないため大喜びの長男と、久々の2人時間を満喫すべくお店に入りました。
わが家ではバイキングに行くときには、必ず親と一緒に料理や食材を取りに行き、お店のルールを守るように言い聞かせてから入ります。串揚げバイキングでは生ものがたくさんあるので、特に注意を促し食材を取りに行きました。
すると、私たちの前には4歳くらいの小さな男の子と、少し離れたところにお母さんらしき人がいました。私は長男と一緒に順番に並び、食材を選びながらふと前を見ると、そこで驚きの光景を目にしたのです。
男の子がまさかの行動!しかも保護者は…
先ほどの男の子が、並んでいたウインナーを口にくわえて、なんと元の陳列されていた皿に戻したのです! 驚いて見ていると、次はたこ焼きを取って一口かじり、再び皿に戻していました……。
私は男の子に「一度取ったものは戻してはいけないよ」と声をかけました。すると男の子は驚いてお母さんのもとへ行ったので、私は男の子のお母さんに何が起こったのかを説明。しかし、親子は無言で去って行ってしまったのです。
とにかく衛生的にもよくないので、お店のスタッフさんに事情を話すと、スタッフさんが先ほどの親子を注意してくれました。
しかし、そのあとにデザートを取りに行くと、また先ほどの男の子がチョコレートファウンテンに指を入れて食べているのを目撃。再度スタッフさんに伝えましたが、私たちは食欲がなくなってしまったこともあり、そのままお店を後にしました。
わが家では人に迷惑をかけないようにと子どもたちに日頃から伝えており、飲食店でも子どもたちの行動に気をつけています。だからこそ、あの男の子の行動とお母さんの対応にはとても驚きました。長男も「ちょっと汚いし、あれは食べたくないな……」と嫌そうな表情を見せていたので、改めてマナーを守ることの大切さについて教えるきっかけになりました。
著者:鶴川 こだま/20代女性。2017年・2019年生まれの息子と2020年・2023年生まれの娘を育てる4児の母。やんちゃな息子と甘えん坊な娘たちに翻弄されながら、にぎやかな毎日を送っている。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)