
憧れのランドセルを早めに購入
長男は年中のころから保育園でランドセルの話題をよく耳にしていたようで、「緑色が入ったランドセルがいい!」と、ずっと楽しみにしていました。
年長になったばかりのある日、少し離れた場所に暮らす義母がわが家へ遊びに来たときのこと。長男との会話の中でランドセルの話題が出て、義母が「ばあば、なかなか来られないから、今日ランドセル買ってあげるよ」と言ってくれたのです。
その言葉に甘え、家族でショッピングモールへ。長男の希望通りのランドセルを義母に買ってもらいました。そのランドセルは予約商品だったため、入荷後に連絡をもらうかたちに。そして2カ月後、ようやく入荷の連絡があり、私と長男で受け取りに行きました。
夫の会社から驚きのお知らせ
ランドセルを受け取った翌日、仕事から帰宅した夫が「ランドセルって、もう返品できないよね?」と言い出しました。驚いて理由を聞くと、「会社の福利厚生で、小学校へ入学予定の子どもにはランドセルが支給されるらしくて……。今日、カタログをもらってきた」とのこと。
すでに予約購入済みだったため返品は不可。夫が会社に事情を伝えたところ、「毎年全員がもらっているので、ぜひ受け取ってください」とのこと。改めて、カタログから長男に選んでもらい、2つ目のランドセルを手にすることになりました。
幸い、親戚にランドセルが欲しいという子がいたため、会社から支給されたランドセルは、その子に譲ることができました。
ランドセルは高額なので、会社の福利厚生で支給されるのはとてもありがたいことです。ただ、「それならもっと早く知っておきたかった」というのが正直な気持ち。夫の会社では毎年恒例の制度だったようなので、次男が小学校に上がるときには、慌てて購入せず、支給されるランドセルを待とうと心に決めました。
著者:吉田わかな/40代女性。2018年生まれ、2022年生まれの男の子のママ。フルタイムワーママとして働きながら、偏食な息子たちのために、栄養がとれる料理を日々研究中。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)