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「どうしよう」生理痛で動けなくなった私に、同僚の男性が近づいてきて…思わぬ行動に感激!?

私の中で生理はデリケートなものという認識で、親しくない人、特に男性には「自分が生理中である」と悟られたくないと思っていました。そんなある生理中のこと、そこまで親しくない関係の男性に助けてもらう緊急事態が起きて……。

始めて日の浅いバイト先で…

生理痛は生理2日目が一番ひどい私ですが、そのような日でも日常生活は送らないといけません。ある月の生理2日目、その日は始めてまだ3回ほどしか勤務していないバイトの出勤日でした。あらかじめ生理痛用の薬は飲んでいたものの、その日は効きが悪かったようで、5時間のシフトが終わるころには薬の効果が切れて腹部に痛みが出ていました。

 

シフトの時間は何とか乗り切ったのですが、休憩室に戻った私はあまりの生理痛の苦しさに立ち上がることができず……。

 

運悪く男性しか出勤していない日

本来ならば今すぐにでも薬を飲んでおなかを温めたいところでしたが、その日は予備の薬を持ってくることを忘れてしまっていたうえに、防寒具を何も持っていませんでした。

 

こうなれば、私に残された選択肢は、生理痛が収まるのを待つか、その場にいる人に頼るかしかありません。しかし、その日は私以外の従業員はみんな男性。入って日の浅いバイト先の親しくもない男性に、自分が生理中だと知られるのはさすがに恥ずかしすぎる……。でも早くこの苦しさから逃れたい……。回らない頭で必死に葛藤していました。

 

救世主が!?

そんななか、控え室でぐったりしていた私を見て、同僚である男性が近付いて来ました。内心「ここで『大丈夫?』だの『どうしたの?』と聞かれたらなんて言えばいいんだろう」「生理だとは伝えたくない……」と私はプチパニックに。

 

しかし、その男性は「違ってたらごめんね」とだけ言って、彼が持っていた生理痛にも頭痛にも効く薬とカイロを渡してくれたのでした。あとで聞けばお姉さんが生理痛が重い方だったそうで、生理痛に苦しむ女性に理解があったそうです。

 

生理はとてもデリケートなものなので、私の場合、簡単に人には知られたくないと思ってしまいます。けれど、今回のように時には生理痛でどうしようもない場合も。私はこのとき、「生理?」と直接的に聞くわけでなく、さっとサポートしてもらえとても救われました。

 

 

 

著者:橘 純香/女性・主婦
イラスト:すうみ

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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