記事サムネイル画像

気持ち悪い…。電車内で動けなくなった私を救ってくれたのは…「名もなきヒーロー」!?

私が20代のころのお話です。友人と遊んだ帰り、「生理がくるかも」という予兆を感じながら電車に乗りました。座る席がなかったためドア付近に立ち、しばらく電車に揺られていると、急に気持ち悪さが。またドロッと何かが出たような感覚もあり、一瞬で「生理がきたんだ」とわかりました。めまいも出てきて立っていられなくなり……。

気持ち悪い…。電車内で動けなくなった私を救ってくれたのは…「名もなきヒーロー」!?

 

気持ち悪い…。電車内で動けなくなった私を救ってくれたのは…「名もなきヒーロー」!?

 

友人と別れ、電車に乗っていると、生理がきた感覚がありました。生理時特有の気持ち悪さを覚え、立っているのがきつくなり……。座りたいと思いましたが、空いている席はありません。ただ、めまいも出てきて思わずそのまましゃがみ込んでしまいました。そのまま降りる駅が近づいてきたころ、ひとりの女性が「大丈夫?」と声をかけてくれました。なんとか降りる駅だということを伝えると、女性は私の腕を肩にかけて電車から降ろしてくれ、背中をさすってくれました。

 

そして近くにいた駅員さんに「この子、体調が悪いみたい。休ませてあげてください」と声をかけてくれたのです。その後、駅員さんのご厚意で救護室で休ませてもらうことに。私を駅員さんに引き渡すと、去ろうとする女性。私がとっさに「お礼をしたいので、お名前を教えてください」と言うと、女性は「大したことなんてしてない。名乗るほどの者でもないよ」と言い、去っていきました。

 

まるでドラマのワンシーンかのような、カッコいい去り際でした。結局、名前も連絡先もわからず、ちゃんとお礼を言えていませんが、あのとき本当に助けられました。今でも感謝していますし、私も彼女のように困っている人がいたら助けてあげたいと思うようになりました。

 

これまでの私は生理の予兆を感じて、生理を迎えるということが多くありました。そのため、このときのように突然の生理に焦ってしまうこともしばしば……。周囲に迷惑をかけないためにも生理を記録し、なるべく生理周期を把握するようになりました。

 

著者:ラム/30代女性・会社員。PMSが重いタイプ。食事療法などで改善すべく奮闘中。
作画:ののぱ

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事のイラスト制作者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターののぱ

    2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む